ヴァンパイア・ハンター TV-30

作品紹介

公開年月  2002/04/13
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  J・S・カーダン
脚本  J・S・カーダン
製作  スコット・アインビンダー、キャロル・コッテンブルック
製作国  アメリカ
鑑賞方法  午後のロードショー

あらすじ

ハリウッドのB級映画会社で編集の仕事をしている青年ショーンの姉の結婚式の為に一週間の休暇をとりマイアミへと向かう。
気ままなドライブのはずが、途中でニックという若者を拾った事からショーンはとんでもない状況に巻き込まれる。
ニックは吸血鬼に咬まれ、そのヴァンパイア・ウィルスに冒されていたという。
そしてショーンもふとしたアクシデントにより同じウィルスに冒され、助かる為にはヴァンパイアのリーダーを聖なる場所で殺す以外にはなかった。

登場人物&出演者

ショーン(演:カー・スミス)
ニック(演:ブレンダン・フェア)
ミーガン(演:イザベラ・ミコ)
キット(演:ジョナサン・シェック)

感想

個人的な評価

本作において主人公となるショーンを演じるのはカー・スミスです。
カー・スミスは主にテレビドラマシリーズや日本未公開の映画に多く出演しています。
代表作としてはテレビドラマ『ドーソンズ・クリーク』でのジャック・マクフィーが有名でしょう。
冒頭からツイてない描写があって、走行中の車はパンクしたり、違反チップを切られたりと巻き込まれる主人公という印象をつけるには充分な伏線でした。
主人公なのでおいしいところを持っていくのは当然であるが、なんだか頼りない雰囲気は拭いきれず説得力はなかった。
そんなショーンが道中で乗せるヒッチハイカーのニックを演じるのはブレンダン・フェアです。
ブレンダン・フェアもテレビドラマシリーズを中心に活躍しており、日本未公開の映画に数本出演しています。
代表作には『シュガー』、『アイス・クエイク』があるけど、端役であるが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも出演しています。
最初から怪しさ満点でショーンの車に乗り込むが、実はヴァンパイア・ハンターで丁寧に色々と説明してくれる重要な役だが、肝心なところでマヌケになるは如何なモノか。
そして、本作のヒロインでありジャケットの真ん中に映っているミーガンを演じるのはイザベラ・ミコです。
イザベラ・ミコはテレビドラマシリーズを中心に活躍し、映画の方では『タイタンの戦い』に出演しています。
こちらもヤバイ雰囲気が出まくっているが、最初から最後までいる意味がなかったような気がします。
それと主人公たちが追う本物のヴァンパイアであるキットを演じるのはジョナサン・シェックです。
ジョナサン・シェックは数多くの作品に出演しており、主にテレビドラマシリーズを中心に活躍しています。
さすがにラストボスという事もあって、登場した時の雰囲気は他とは一線を画しており、なかなか期待ができる感じでした。
本作のコンセプトは若者向けの新感覚ホラーという事ですが、基本はB級映画で使い古されたヴァンパイアがテーマなので新鮮味はなかった。
ストーリーも練っているワケでもなく、登場人物に魅力はさほどなく、出演者も個人的に思い入れがあるワケでもない。
そうなると、必然的にオイラの評価は今ひとつになるのはしょうがないだろう。