アメリカン・ヒーロー RE-2924

作品紹介

公開年月  2015/12/11
ジャンル  コメディ/ドラマ/SF
原作  なし
監督  ニック・ラヴ
脚本  ニック・ラヴ
製作  アラン・ニブロ、ジェームズ・リチャードソン、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

実家暮らしで働かず、酒と女とドラッグに溺れながら連日のようにパーティに明け暮れるメルヴィン。
メルヴィンは特殊なパワーを持つ能力者だが、その力を使った余興で小遣い稼ぎをしていた。
別れた妻に親権を奪われて息子との対面もままならず、メルヴィンは心を入れ替えようと決意するのだった。

登場人物&出演者

メルヴィン(演:スティーヴン・ドーフ)
主人公。素行不良のせいで離婚した妻から息子の親権を取られる。毎日がパーティ三昧。
スティーヴン・ドーフは近年の出演作に『レザーフェイス/悪魔のいけにえ』、『ジャッカルズ』などがあります。
何度もルシールに注意をされるも止めず、裁判で息子への接近も禁止されてパーティする。
実は小さい頃から不思議な力を持っていて、突然目覚めて「念力」を使えるようになる。
毎日が自堕落な生活を送っていて、一度倒れて心を改めるが、そのせいで仲間が傷つく。
最後は悪者を倒して金を手に入れると、息子に養育費を払って学校から送るようになった。

ルシール(演:エディ・グリフィン)
メルヴィンが面倒をみる車椅子の男。元第82空挺師団の兵士だが、撃たれて下半身不随に。
エディ・グリフィンは代表作に『最‘狂’絶叫計画』、『沈黙の報復』などがあります。
帰国しても妻に見捨てられてしまい、メルヴィンと彼の母親に面倒をみてもらえる。
何度もメルヴィンの特殊能力は社会に役立つとして説得するが、聞き入れてもらえず。
メルヴィンが心変わりするが、犯罪者に腕を撃たれてしまい、彼とは口を利かなくなる。
最後は犯罪者を懲らしめたメルヴィンと和解し、新しい車椅子をもらって喜んだ。

ライル(演:ルイス・ダ・シルバ・Jr)
メルヴィンとは親友の一人。裁判所に遅れそうになったメルヴィンを車で迎えに行っていた。
ルイス・ダ・シルバ・Jrは代表作に『デッドマン・ダウン』、『リベンジ・リスト』などがあります。
メルヴィンやルシールと一緒に行動していて、ハッパを手に入れる役として駆り出される。
心変わりしたメルヴィンがネイサンを刺激したせいで、ルシールが撃たれてビビってしまう。
最後はヤケクソになったメルヴィンを出迎え、パーティするも彼は心臓発作で倒れる。

ルーカス(演:ヨハンス・マイルズ)
メルヴィンとは幼馴染み。学校で科学教師をしている。メルヴィンの特殊能力を研究する。
ヨハンス・マイルズは代表作に『ハリケーン・アワー』、『ホーム・スイート・ヘル/キレたわたしの完全犯罪』などがあります。
多少の知識を持っているが、所詮はただの科学教師で専門家じゃないので限界がある。
メルヴィンが特殊能力を使う度に体への負担を心配していて、何度も注意するも聞かず。
ついにメルヴィンが心臓発作で倒れて、医者に診てもらうべきだと警告しても聞き入れず。
最後は決意したメルヴィンの特殊能力を鍛える一役を買い、全面的に協力をしていた。

ネイサン(演:カントリフレッド・ウェッドマン)
メルヴィンの地元でドラッグなどを売る犯罪者。警察も取締ができないほど力を持つ。
カントリフレッド・ウェッドマンは代表作に『Robbin’ in da Hood』、『It’s Only 30 Minutes』などがあります。
ライルにハッパを売りつけているが、メルヴィンやルシールたちには敵意を持っている。
息子の友人にもドラッグを売っていた現場をメルヴィンが見て、それで因縁をつけられる。
ルシールを襲撃して、街中を歩いていたメルヴィンたちにも銃撃を加えるほどの危険さ。
最後は覚悟を決めたメルヴィンがアジトに乗り込み、それによって痛い目に遭ってしまう。

感想

個人的な評価

本作は『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017』にて上映されました。
アメコミのスーパーヒーローとは関係ない特殊能力を扱った作品は数多く存在しています。
例として瞬間移動を扱った『ジャンパー』、予知能力を扱った『NEXT/ネクスト』、念力を圧亜kった『クロニクル』などがあります。
その中で本作は最後の『クロニクル』と同じように、主人公は原因不明の念力を使う事ができるのです。
多分ですが、『クロニクル』を鑑賞している人ならば、本作を観ると連想してしまいます。
それぐらい内容が似ていて、ドキュメンタリー風で始める本作はPOV手法を使った『クロニクル』と比較されてしまう。
主人公のメルヴィンは酒、タバコ、ドラッグ、女とパーティ三昧の毎日を送る自堕落な生活をするクズみたいな男。
そのせいで離婚され、息子とも会えなくなってしまい、それでも反省するどこからパーティ三昧の生活は変わらない。
このように本作の主人公はどうしようもないクズであるが、そんな彼には「念力」という唯一無二の特殊能力を持っている。
普通なら大きな事をやろうとして野心的になるが、本作の主人公はあくまで自堕落した生活を送っているクズな男に留まっています。
一度心臓発作で倒れて心を改めるけど、そのせいで周囲の友人が巻き込まれて孤独になり、またしてもクズに戻ってしまうのです。
本作はドキュメンタリー風に撮っているところは悪くないし、主人公が特殊能力を何か社会の為に役立つだろうと考えていた。
しかし、ラストになって問題をすべて吹き飛ばして、なぜか主人公の目的である息子と会って終わってしまう。
そうなると、主人公が抱えていた健康の問題、生活の問題、これらは解決しないまま終わってしまったのは残念です。
ここら辺をきちんと解決する展開を描けば、『クロニクル』に並ぶ作品になっていただけに惜しいと思った。
主人公を演じたスティーヴン・ドーフはこういうクズな男は似合っていてハマっていました。