アクシデント RE-2994

作品紹介

公開年月  2018/12/02
ジャンル  サスペンス/アクション
原作  なし
監督  ダン・トンダウスキー
脚本  ダン・トンダウスキー
製作  ライアン・ヘイダリアン、ギヨーム・バンスキー
製作国  南アフリカ、フランス
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

音楽フェスに行くジェスとキャロラインだが、迎えの車が来なくてヒッチハイクをする。
運良くイケメンの二人組フレッドとトーマスが乗る高級車に拾われ、彼らと意気投合する。
ところが、フレッドがジェスに襲いかかると全力で抵抗した彼女たちによって、車は対向車に衝突して谷底に落ちるのだった。

登場人物&出演者

ジェス(演:ステファニー・シルトクネヒト)
キャロラインと音楽フェスに向かう。キャロラインの頭悪い計画にいつも振り回される。
ステファニー・シルトクネヒトは代表作に『One Last Look』、『The Scorpion King: Book of Souls』などがあります。
キャロラインに振り回されるが、同じビッチなのでイケメン二人のおかげで機嫌を直す。
トーマスに惚れているのが分かっていて、車に乗ると早速と行為を始めるも途中で嫌がる。
車が事故に遭って軽傷で済み、重傷のキャロラインを責めて悲観的な言葉しか口にせず。
最後はマクシマムを殺して、キャロラインを助け出し道に出るが、車に轢かれて死亡。

キャロライン(演:ロクサーヌ・ヘイワード)
ジェスの親友。ジェスとともに音楽フェスへ向かう。母親の過保護によりビッチと化す。
ロクサーヌ・ヘイワードは代表作に『Death Race: Inferno』、『Bordering on Bad Behavior』などがあります。
フェスには友人の車で行く予定も行けず、道中で拾ったイケメン二人組に乗せてもらった。
トーマスがジェスを襲おうとして助けるも、その行動が結果として車が事故に遭ってしまう。
吸引器が必要で喉に穴を開けたり、引っかかった足を抜く為に骨折したりと散々な目に遭う。
最後は車ごと湖に落ちるが、ジェスとフレッドに助け出されて道に出ると車に轢かれて死亡。

フレッド(演:タイロン・キーオ)
高級車に乗っているイケメン二人組の一人。トーマスを説得してビッチ二人を連れて行く。
タイロン・キーオは代表作に『ブラッド・ダイヤモンド』、『スターシップ・トゥルーパーズ3』などがあります。
すぐにジェスと打ち解けて後部席でイチャイチャするが、エスカレートして事故を起こす。
実際は倉庫番のバイトで車を預かっていたが、トーマスと結託して勝手に借りていた。
事故が起きて重傷を負ってしまうが、逃げる提案をするトーマスを説得してビッチを助ける。
最後は湖に落ちた車からキャロラインを助けるが、ケガのせいで動けずそのまま溺死した。

トーマス(演:キーナン・アリソン)
高級車に乗っているイケメン二人組の一人。気乗りしなかったがフレッドの説得で納得する。
キーナン・アリソンは代表作に『Shirley Adams』、『トゥームレイダー/ファーストミッション』などがあります。
トーマスの行動に呆れてしまうが、ジェスを助けようとしたキャロラインが事故を起こす。
実際はトーマスと同じく定職も定住もしておらず、フレッドと勝手に車を借りて遊んでいた。
事故で軽傷を負うもずっと気を失っていて、気が付くとフレッドと逃げようと提案した。
最後はビビってビッチを焼き殺そうとするが、組織のヘリがやって来て射殺されてしまう。

マクシマム(演:カール・タニング)
フレッドとトーマスがバイトする倉庫に車を預けた人物の部下。車の発信機で追跡する。
カール・タニングは代表作に『その女諜報員/アレックス』、『ダークタワー』があります。
現場に到着するも先に来ていた警官と遭遇し、騙そうとするも通用せず仕方なく射殺した。
ジェスたちが衝突した車の持ち主も処分し、組織からの命令で盗まれた車を探す事に。
組織のヘリがトーマスを殺すも電線に引っかかって墜落し、それを目印にして発見する。
最後はジェスを処刑しようとして油断し、逆に殺されるというマヌケぶりを披露した。

感想

個人的な評価

本作は『のむコレ2018』にて上映された作品となります。
タイトルがシンプルすぎて似たような作品が多いけど、本作は南アフリカとフランスの合作となります。
ストーリーはビッチ二人がイケメン二人組が乗る高級車に乗るが、その車は彼らが盗んだモノで所有者は危険な組織の人間だと判明する。
ほとんど事故で横転した車の中で物語が展開するが、そこで女同士の醜い友情の崩壊が堪能できる事だろう。
所詮はビッチ友達なので友情など上辺にすぎない事がハッキリと分かるような展開でした。
結局、自分たちの意思で見ず知らずの車に乗っているので、ビッチたちに何が起きても自業自得だから一切の同情心が湧かない。
むしろ、ビッチたちに天罰で下して気持ちよく死んでもらうのが唯一の楽しみになる。
しかしながら、車を盗まれた組織はマヌケなようで、派遣された男も素人の娘の油断して殺されるギャグを披露しています。
車を盗んだ男たちも出来心でやっているが、所詮は定職にも就かないようなボンクラだから計画も穴だらけで当然の報いを受ける事になる。
それなのに、計画した張本人がビッチを助けようという正義感が中途半端に出てしまい、キャラクターが完全にブレてしまっている。
もう一人がさっさと逃げるべきだという言葉が正解だが、結局は頭の悪い方に従ってしまう展開はまさに本作を象徴しています。
本作は登場人物たちにとって「自業自得」という言葉がピッタリであるが、ビッチたちの結末が呆気なすぎて物足りなかったです。