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エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター 最後の反撃 RE-209

エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター 最後の反撃 RE-209

作品紹介

公開年月  1988/08/19
ジャンル  ホラー/スプラッター
原作  なし
監督  レニー・ハーリン
脚本  スコット・ピアース、ブライアン・ヘルゲランド
製作  ロバート・シェイ、
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

前年から2年、クリスティンはまたもフレディに襲われる悪夢に悩まされていた。
ついにフレディは復活し、クリスティンの仲間が次々と殺され、ついに彼女も殺される。
クリスティンは死ぬ間際に超能力を使い、恋人のリックの妹で友人のアリスを夢の世界に呼び込み、フレディと対決に挑むのだった。

登場人物&出演者

アリス・ジョンソン(演:リサ・ウィルコックス)
主人公。デニスの娘でリックの妹。母親から悪夢のコントロールを教えてもらっている。
リサ・ウィルコックスは代表作に『D.N.A.Ⅳ』、『watchers reborn』などがあります。
それをクリステンに話すと興味深そうに聞かれるが、やり方は簡単だと言っていた。
フレディが復活してジョーイとキンケイドを殺し、クリステンも犠牲になって悪夢を見る。
クリステンだけじゃなく、フレディに殺された兄や友人たちの力を手にして悪夢に入る。
最後はフレディと直接対決し、鏡を使って体内の囚われた魂を解放して肉体を崩壊させた。

クリステン・パーカー(演:チューズデイ・ナイト)
フレディとの戦いで生き残った一人。フレディが死んでから二年後に彼の存在に気付く。
チューズデイ・ナイトは代表作に『ミストレス』、『ファットマン』などがあります。
夢でフレディを感じると、昔の仲間であるジョーイとキンケイドを何度か引き込んでいた。
ずっとフレディの存在を感じていると、ジョーイとキンケイドが殺されて確信に変わる。
眠らないようにしていたが、睡眠不足を心配した母親が勝手に睡眠薬を飲ませてしまう。
最後は眠ってフレディの悪夢に入り、焼却炉で焼かれる中でアリスに後事を頼んで死んだ。

リック・ジョンソン(演:アンドラス・ジョーンズ)
アリスの兄。クリステンの恋人。空手やヌンチャクで体を自己流で鍛えている。
アンドラス・ジョーンズは代表作に『ザ・インプ』、『デモリショニスト』などがあります。
ジョーイとキンケイドがクリステンに話しかけるが、二人を変人扱いしている。
アル中の父親とは仲があまり良くないが、妹のアリスとは仲良しでいつも面倒を見ている。
ずっとクリステンの言っている事を信じなかったが、彼女が死んでようやく信じた。
最後は悪夢の中に引き込まれると、得意の空手でフレディを圧倒するも結局は殺された。

ダン・ジョーダン(演:ダニー・ハッセル)
アリスと同じクラスの男子生徒。学校ではイケメンの人気者で、アリスが気になっている。
ダニー・ハッセルは本作が長編映画デビュー作となります。
リックとは友達であり、ダイナーでバイトしていたアリスに兄の居場所を聞いていた。
クリステンの言葉を信じて、フレディが出没していた家になぜか一緒に行っていた。
友人であったリックが死ぬと、葬式で悲しんでいたアリスを励まそうとした。
最後はアリスデビーの家に向かうも車が事故に遭い、重傷を負うもフレディが倒れて助かる。

デビー・スティーヴンス(演:ブルック・ゼイス)
アリスの友人。正反対の生活を持つシーラとは気が合う。ダンをずっと狙っている。
ブルック・ゼイスは代表作に『リトル・ニキータ』、『キャットウーマン』などがあります。
アリスと同じダイナーで働いていて、いつもやって来るダンの接客をしてほれ直している。
リックがフレディに殺されると、葬式で悲しんでいたアリスをダンとともに励ました。
最後は筋トレしていたところでアリスが引き込まれ、ゴキブリになりフレディが握り潰した。

シーラ・コペッキー(演:トイ・ニューカーク)
アリスの友人。秀才で勉強が第一。なぜか正反対のデビーと気が合って一緒にいる。
トイ・ニューカークは代表作に『The O.J. Simpson Story』、『100 Kilos』があります。
あくまで勉強を優先させていて、テストの為に徹夜して変な機械まで作っていた。
最後はテストの最中に寝てしまい、フレディに体中の空気を吸われて酸欠で死亡した。

ジョーイ(演:ロドニー・イーストマン)
フレディとの戦いで生き残った一人。夢に引き込む力を持つクリステンに度々呼ばれる。
ロドニー・イーストマンは代表作に『F-16』、『ダンサー』などがあります。
クリステンの夢で何度か会うが、死んだはずのフレディが復活した事を信じられず。
最後は寝ているとフレディが襲撃し、抵抗できないまま水と化したベッドで溺死した。

キンケイド(演:ケン・サゴーズ)
フレディとの戦いで生き残った一人。ジョーイと同じくクリステンが夢に引き込まれる。
ケン・サゴーズは代表作に『悪魔の殺人聖典/71人目の犠牲者は誰だ!?』などがあります。
ジョーイと同じくクリステンの夢で会うが、フレディの復活をまったく信じていない。
最後はフレディの墓場で彼の復活を見てしまい、倒そうとするが逆に殺される事になる。

フレディ・クルーガー(演:ロバート・イングランド)
エルム街の連続殺人鬼。前回はクリステンとナンシー、ニールによって葬られた。
ロバート・イングランドは代表作に『ゾンゲリア』、『オペラ座の怪人』などがあります。
二年の時を経て復活すると、自分を葬った三人の若者を最初に血祭りに上げていく。
ようやくクリステンを殺すが、その力がアリスに乗り移ると今度は彼女をターゲットにする。
次々とアリスの友人たちを血祭りに上げていくが、友人たちの力を手にした彼女に苦戦。
最後はみんなの力を手にしたアリスと戦い、鏡の力で体内の犠牲者が暴れて肉体が崩壊した。

感想

個人的な評価

本作はシリーズの4作目となり、SFXを惜しげもなく使うようになっています。
この作品によって主人公とフレディが対決するクライマックスのお約束が確立されています。
前作ではフレディと戦う特殊な力を持った若者たちの対決は良かったので、引き続き本作でも生き残ったメンバーが登場します。
物語の中盤までは前作の主人公だったクリステンが引っ張ると、彼女が倒れてからバトンタッチしてアリスに交代していく。
やはり、前作のように特殊な力を持った若者との対決を気に入った製作陣は、主人公であるアリスにも同様の力を与えています。
夢に引き込むだけじゃなく、死んでいった仲間たちの力を取り込んでフレディと悪夢で対決するようになります。
さすがに不死身のフレディに致命傷を負わせる事ができなかったが、鏡の国のアリスから連想した鏡による力で決着をつけた。
主人公は中盤まで存在感はなかったが、バトンタッチされて一気に覚醒して、フレディと渡り合うところは悪くないと感じさせました。
ただ、最後の決着はちょっとばかり強引すぎたが、一応はアリスという名前にちなんだトドメという事でムリヤリ納得しました。
フレディも相変わらず復活してからのやりたい放題は良かったし、ロバート・イングランドの看護婦姿も拝めます。
なんと言っても、惨殺をしている時のフレディは楽しそうで、本シリーズの魅力の一つだと言えるだろう。
しかし、前作のユニークな惨殺と比べて、本作は少しばかり控え目な印象を受けました。
その代わり主人公がかなり強化されているので、そっちの方に力が入ったような感じだった。
さすがに四作目となるとマンネリ化が訪れていて、そろそろ方向転換しないと落ち込むだけになってしまう作品でした。

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