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マイティ・ソー/バトルロイヤル MY-270

マイティ・ソー/バトルロイヤル MY-270

作品紹介

公開年月  2017/11/03
ジャンル  アクション/ファンタジー
原作  スタン・リー(原作)、ラリー・リーバー(原作)、ジャック・カービー(作画)

『The Mighty Thor』

監督  タイカ・ワイティティ
脚本  エリック・ピアソン
製作  ケヴィン・ファイギ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  購入ブルーレイ

あらすじ

アスガルドの王子でアベンジャーズの一員だったソーはある日、再会した父オーディンから世界の終わり(ラグナロク)を告げられる。
そこに現れたのは、ある理由からアスガルドに対して恨みを抱く死の女神ヘラで、ソーの究極の武器ムジョルニアを破壊する。
圧倒的なパワーを持つヘラは、アスガルドの文明を破壊させるという恐るべき復讐を計画を進め、ソーを宇宙の辺境サカール星に飛ばされるのだった。

登場人物&出演者

マイティ・ソー(演:クリス・ヘムズワース)
主人公。アスガルドの王子。インフィニティ・ストーンについて調べる為に地球を離れる。
クリス・ヘムズワースは近年の出演作に『ゴーストバスターズ/2016年版』、『スノーホワイト/氷の王国』などがあります。
復活したヘラによって「ムジョルニア」を破壊され、遠くのサカール星へ追放されてしまう。
グランドマスターの闘技大会で絶対王者のハルクを対決し、己の中に眠る力に気づく。
ヴァルキリーやハルクとリベンジャーズを組み、ヘラを倒すべくアスガルドに帰って行く。
最後は己の力を解放させ、リベンジャーズの協力を得て民を逃がし、スルトにヘラを託した。

ロキ(演:トム・ヒドルストン)
ソーの義弟。ダークエルフとの戦いでは自身の死を偽装し、オーディンを装って統治する。
トム・ヒドルストンは近年の出演作に『キングコング:髑髏島の巨神』、『クリムゾン・ピーク』などがあります。
オーディンの記憶を奪い、地球へ追放した事で死期を早めてしまい、ヘラの復活を許す。
ビフレストから落とされると、サカールにたどり着いてグランドマスターに取り入れていた。
ソーがアスガルドを助ける事に心を突き動かされ、奴隷たちのリーダーとなって戻ってくる。
最後はソーがラグナロクを起こす必要性を説き、スルトを復活させてヘラを倒す事になる。

ヴァルキリー(演:テッサ・トンプソン)
元はアスガルドで王に忠誠を誓う選ばれし戦士の一人。大酒飲みの賞金稼ぎをしている。
テッサ・トンプソンは代表作に『グローリー/明日への行進』、『クリード/チャンプを継ぐ男』などがあります。
ヘラを討伐するべくオーディンから派遣されたが、圧倒的な力の差で自身以外は全滅する。
サカールに落ち延びて賞金稼ぎとして戦士を探し出し、グランドマスターに提供していた。
ソーのアスガルドを助けたい気持ちを最初は無視するが、彼の強い信念に突き動かされる。
最後はリベンジャーズとして戦い、スルトの復活でヘラを倒すもアスガルドの崩壊を見送る。

ブルース・バナー/ハルク(演:マーク・ラファロ)
アベンジャーズの初期メンバー。ウルトロンとの戦いの後、行方不明となっていた。
マーク・ラファロは近年の出演作に『グランド・イリュージョン/見破られたトリック』、『スポットライト/世紀のスクープ』などがあります。
サカール星にたどり着き、グランドマスターの下で闘技大会の絶対王者として君臨する。
ウルトロンとの戦いから二年の間、ずっとハルクとなって好き放題、闘技大会で暴れていた。
ブラック・ウィドウのメッセージを見てバナーに戻り、リベンジャーズの一員となった。
最後は二度とバナーに戻れない危険性を犯し、ハルクとなって助力し、地球へ帰る事になる。

ヘイムダル(演:イドリス・エルバ)
アスガルドと地球を結ぶ虹の橋「ビフレスト」の守護者。ロキが統治してから逃亡していた。
イドリス・エルバは近年の出演作に『モリーズ・ゲーム』、『ダークタワー』があります。
復活したヘラがビフレストを使おうとするが、その前にカギとなる剣をこっそり奪っていた。
ヘラに従う事を拒否して逃亡する民を助け、その時まで全員を秘密の場所に匿っていた。
ソーとの意思疎通を果たし、アスガルドの現状を伝えるとともに彼の帰還を待つ事に。
最後は民を逃がす為に尽力し、ロキの持ってきた船に乗せ、滅び行くアスガルドを見届けた。

オーディン(演:アンソニー・ホプキンス)
アスガルドを統治する王。ソーの父でロキの義父。ロキに記憶を消されて地球に追放される。
アンソニー・ホプキンスは近年の出演作に『トランスフォーマー/最後の騎士王』、『ブラック・ファイル/野心の代償』などがあります。
ドクター・ストレンジの魔術でノルウェーにいたところにソーとロキを送られて歓迎する。
当初はロキの魔法を解くのに手間取っていたが、記憶を取り戻してラグナロクを告げる。
最後はソーにアスガルドの本来の意味を説き、眠っていた力を解放させる助言を与えた。

ドクター・ストレンジ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)
「神の手」を失い魔術師となった元天才外科医。ニューヨークのサンクタムを守護している。
ベネディクト・カンバーバッチは近年の出演作に『ザ・カーレント・ウォー』、『ズーランダーNo.2』などがあります。
地球にやって来たソーとロキを危険視するが、父親と会う為だと知って快く手伝った。

グランドマスター(演:ジェフ・ゴールドブラム)
宇宙の辺境にあるサカール星の統治する陽気な独裁者。余興で闘技大会を主催している。
ジェフ・ゴールドブラムは近年の出演作に『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』、『チャーリー・モルデカイ/華麗なる名画の秘密』などがあります。
サカールでは絶対的な権力を持っているが、自ら暴力を用いる事や言葉を極端に嫌う。
良い戦士を見つけると、絶対王者であるハルクとの戦いを見せ物にして素直に楽しんでいる。
最後はヴァルキリーやロキの裏切りで船を奪われ、追いかけるも結局は撒かれてしまう。

スカージ(演:カール・アーバン)
ヘイムダルに代わってビフレストの番人を務める。宇宙中から様々な武器を集めている。
カール・アーバンは近年の出演作に『ベンジェンス/復讐の自省録』、『ピート秘密の友達』などがあります。
オーディンに扮したロキに仕えていたが、それがバレてしまうとビフレストの任を解かれる。
復活したヘラがビフレストでヴォルスタッグとファンドラルを殺すと、命乞いをして助かる。
ヘラの部下としてアスガルドを案内し、死刑執行人に任命されて仕方なく従っていた。
最後は怯えていた民を見て心を改めると、ヘラに向かって銃撃するもあっさりと殺された。

ヘラ(演:ケイト・ブランシェット)
悪役。オーディンの最初の子供でソーの姉。死の女神。危険な思想により封印されていた。
ケイト・ブランシェットは近年の出演作に『オーシャンズ8』、『ボヤージュ・オブ・タイム』などがあります。
オーディンの死によって封印が解かれると、ソーのハンマーを破壊してアスガルドへ向かう。
ウォリアーズ・スリーを瞬殺し、精鋭の兵士たちも倒すと、唯一従ったスカージを部下に。
全盛期で従っていた兵士と愛犬を復活させ、ビフレストのカギを探すべく民に尋問する。
最後はリベンジャーズに止められ、復活したスルトによりアスガルドとともに滅んだ。

感想

個人的な評価

本作は『マーベル・シネマティック・ユニバース』の第17作目となります。
原題のサブタイトルである「ラグナロク」は北欧神話における「世界の終末」を意味します。
まず本作のサブタイトルについてだが、なぜ「ラグナロク」にしなかったのか疑問をずっと投げかけていました。
多分だが、多くの人は北欧神話に馴染みがなく、その為に「バトルロイヤル」という頭の悪い言葉に変えられたと思います。
北欧神話を知る自分にとって不自然極まりないサブタイトルだが、あくまで本作はビジネス主体と考えると納得せざるおえないです。
それでも自分の中では『マイティ・ソー/ラグナロク』で、決して「バトルロイヤル」だと思っていません、あしからず。
さて、本作は『マイティ・ソー』のシリーズ三作目となったが、正直言って、MCUシリーズの中で一番微妙な立場にあるシリーズだと思います。
北欧神話は特定の人以外はほとんどの人に馴染みが薄く、ファンタジー的や宗教的な要素があるせいで敬遠する人もいるだろう。
しかしながら、本シリーズの主人公であるマイティ・ソーというのは、アメコミでアイアンマンやキャプテン・アメリカに並ぶ重要なキャラクターである。
本作のストーリーラインはマイティ・ソーが主軸だが、ハルクの原作も加えられています。
「ハルク」についても二度ほど実写映画化されているが、凶暴化するせいで扱いが非常に難しく、単独のタイトルが出ていません。
なので、本作は『マイティ・ソー』のテコ入れと、『ハルク』をもっと使いやすいように組み込んだ作品だと言えます。
とにかく、本作は前二作だけじゃなく、『アベンジャーズ』の二作のネタを上手く練り込んで独自の世界観を作り出しています。
前述の通り、ファンタジーと宗教の要素を取り払い、どっちかと言えば、SFアクションに近いような内容に変貌させている。
一瞬、本作が『マイティ・ソー』ではなく、『スター・ウォーズ』だと勘違いしてしまうほどガラリと雰囲気が変わっています。
そこは本作の魅力の一つですが、それ以上に本作の会話劇が非常に面白く、要所に置かれたコミカルな演出が素晴らしかった。
威厳のあるキャラクターのソーだが、演じているクリス・ヘムズワースのコミカルな演技が冴え渡っていました。
これは個人的にアーノルド・シュワルツェネッガーを連想させるようなコミカルさで、今後はクリス・ヘムズワースはこの路線で行けば面白いだろうと期待しています。
もちろん、本作はMCUシリーズの一本なので、これまで本シリーズ以外で積み重ねた伏線もしっかりと使ってくれています。
これまでの二作は単独の『マイティ・ソー』の世界だったが、『アベンジャーズ』で蓄積させた貯金を上手く利用していたのも良かったです。
ずっと心配していた『マイティ・ソー』シリーズですが、ここまで巧みな構成や伏線の利用、コミカルな演出を練り上げたのは驚きを持ちました。
本作は集大成となるだろう『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でもソー・チームの活躍を期待しています。

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