ハロウィン・レポート RE-2928

作品紹介

公開年月  2014/10/10
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  ボビー・ロー
脚本  ザック・アンドリューズ、ボビー・ロー、ほか
製作  スティーヴン・シュナイダー、ザック・アンドリューズ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

ハロウィンが訪れる時期、五人の仲良し男女がキャンピングカーで「究極のお化け屋敷」を探す旅に出かけた。
各地のお化け屋敷を体験していく中で、過剰な演出で知られる「青い骸骨」というお化け屋敷の存在を知る。
なんとか情報を手にした彼らだが、容赦ない「青い骸骨」による恐怖のショーがすでに忍び寄っていたのだった。

登場人物&出演者

ブランディ(演:ブランディ・シェーファー)
究極のお化け屋敷を探すグループの一人。紅一点。閉所恐怖症でお化け屋敷は久しぶり。
ブランディ・シェーファーは代表作に『ボインフィールド/PAFUPAFU』などがあります。
元々は怖がりだったが、興味本位で今回の旅に参加して、レポーター役を任されている。
ジェフが「青い骸骨」の一味に捕まると、危険を感じて棒立ちになるも捕まりそうになる。
男たちが連れて行かれると、最後に残るとカメラを手にお化け屋敷で恐怖を味わった。
最後は気絶している間に棺桶に入れられ、助けを求めて叫ぶ中で生き埋めにされてしまう。

ザック(演:ザック・アンドリューズ)
究極のお化け屋敷を探すグループの一人。今回のお化け屋敷を巡る旅の主催者として計画。
ザック・アンドリューズは本作が長編映画デビュー作となります。
怖がりなブランディを誘い、マイクやボビーにジェフたちと究極のお化け屋敷を探す事に。
各地のお化け屋敷から情報を手にして、ついに「青い骸骨」の開催地を知る事になる。
ジェフが「青い骸骨」の一味に捕まると、なんとか助けようと素直に彼らの指示に従った。
最後は究極のお化け屋敷を体験して恐怖に染まると、気付いていたら棺桶に閉じ込められた。

マイク(演:マイキー・ロー)
究極のお化け屋敷を探すグループの一人。ヒゲ男。映画学校を中退。カメラを担当する。
マイキー・ローは本作が長編映画デビュー作となります。
集合時間に遅刻しないようにキャンピングカーに泊まるが、実は女を連れ込んでいた。
無類の女好きで訪れるお化け屋敷で女を口説き、そのままキャンピングカーで一夜を過ごす。
ジェフが「青い骸骨」の一味に捕まると、なんとか助けようと指示に従うも結局捕まる。
最後は究極のお化け屋敷を体験して恐怖に染まると、気付いていたら棺桶に閉じ込められた。

ボビー(演:ボビー・ロー)
究極のお化け屋敷を探すグループの一人。マイクの兄。カメラ撮影する弟に苛ついている。
ボビー・ローは代表作に『The Longest Yard』、『スーパーマン・リターンズ』がある。
キャンピングカーに小型カメラを数台設置し、なんとかドキュメンタリーの完成を目指す。
何かにつけてイライラしている感じで、カメラを向けられると不機嫌さが増していく。
ジェフが「青い骸骨」の一味に捕まると、友人を助けるかこのまま逃げるかの二択を迫る。
最後は究極のお化け屋敷を体験して恐怖に染まると、気付いていたら棺桶に閉じ込められた。

ジェフ(演:ジェフ・ラーソン)
究極のお化け屋敷を探すグループの一人。キャンピングカーでは運転手を務めている。
ジェフ・ラーソンは本作が長編映画デビュー作となります。
キャンピングカーを運転していると、以前作っていたポエムをマイクが高らかに発表した。
各地のお化け屋敷を巡る中で、創作したポエムを次々と披露して場を和ませていく。
ザックが「青い骸骨」の情報を手に入れると、その街でドクロのマスクを必死に探し出す。
最後は路地裏に入ったドクロのマスクを持った者を追うが、そのまま拉致されて行方不明に。

感想

個人的な評価

本作は『インシディアス』、『スプリット』、『ブレア・ウィッチ』を手がけるスティーヴン・シュナイダーが参加しています。
更に本作はみんなが大好きなアルバトロスフィルムから大々的に発売されている。
基本的に本作は低予算映画であり、色々とごまかす為にPOV方式を採用した視点となります。
つまり、ずっと登場人物が撮っているカメラが物語の視点となる為、どうしても『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を彷彿とさせます。
しかしながら、本作は三流の製作陣が集まっている為、残念ながら面白さはほぼありません。
更にPOVという事でカメラが固定しておらず、激しい手ブレによって鑑賞する気持ちを大きく削いでくれています。
加えて、ほとんどが夜に撮影され、お化け屋敷も薄暗いので、もう何をやっているのかまったく分かりません。
大嫌いなPOVの手法に薄暗くて何も見えない状態では、もう鑑賞するレベルじゃなくて途中で寝てしまいました。
画面では何をやっているのか分からないので、時間のムダだと思って早送りしてしても問題がないほど内容が薄いです。
序盤で出てきたマネキンみたいな仮面をつけて少女は良い演出だったが、それ以外はあまりにも退屈すぎました。
ホラーというよりはロード・ムービーみたいなモノで、物語の大半はつまらなくて飽きてしまう会話ばっかりでした。
所詮は低予算のPOVなので、最初から期待値は低かったが、あまりにも自分が嫌いな条件が揃いすぎてマトモに鑑賞する気が起きなかった作品です。