作品紹介
公開年月 | 1993/10/30 |
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ジャンル | サスペンス/アクション |
原作 | なし |
監督 | ローディー・ヘリントン |
脚本 | ローディー・ヘリントン、マーティン・カプラン |
製作 | アーノン・ミルチャン、トニー・トモポロス |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
刑事トムの家族は代々続く警察官一家で、親族もその職に就いている。
しかし、彼の父は連続殺人事件の捜査中、何者かに殺されてしまう。
その犯人は逮捕されたものの、逮捕の際にトムの従兄弟である警官ジミーが暴力捜査をしたとして訴えられる。
トムの証言によって有罪が確定し、ジミーはショックのあまり河へ投身自殺をした。
数年後、トムは河川レスキュー隊に転属し、そこで父の事件に類似した連続殺人事件に遭遇するのだった。
登場人物&出演者
・トム・ハーディ(演:ブルース・ウィリス)
・ジョー・クライストマン(演:サラ・ジェシカ・パーカー)
・ニック・デティロ(演:デニス・ファリナ)
・ダニー・デティロ(演:トム・サイズモア)
・ジミー・デティロ(演:ロバート・パストレッリ)
・エディ・エイラー(演:ブライオン・ジェームズ)
感想
個人的な評価
本作において主人公となる刑事で後に河川レスキュー隊に転属したトムを演じるのはブルース・ウィリスです。
ハリウッド三大アクションスターの一人で、本作は当時ブルース・ウィリスがアクション映画以外のジャンルに挑戦していた時期だと言える。
『ダイ・ハード』シリーズで一躍アクションスターの仲間入りしたが、やはり演技の幅を広げる為に違ったジャンルに挑戦していました。
その例として『ハドソン・ホーク』や『永遠に美しく…』のコメディ映画があるけど、どちらもパッとしたヒットにはならなかった。
そこで本作のようにシリアスな作品に挑戦したが、どうしても『ダイ・ハード』シリーズと比べてしまうと今ひとつという感じがしました。
何より自分の証言で従兄弟が自殺してしまうトラウマから、レスキュー隊で孤立する姿はあまりにも影がありすぎてちょっと残念なような気がしました。
で、そんな孤立するトムの新しいパートナーとして女性ダイバーのジョーを演じるのはサラ・ジェシカ・パーカーです。
テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』が大ヒットし、映画化もされ、今では大人気女優となりました。
ですが、オイラはその映画に関して面白さは微塵に感じず、その作品はあくまで女性の女性による女性の為の作品だと思いました。
本作では相棒という感じで、それ以上でもそれ以下という印象はなく、無難に立ち回ったと思います。
それと意外にも豪華なキャストで、デニス・ファリーナ、トム・サイズモア、ブライオン・ジェームズ、ロバート・パストレッリなどが出演しています。
父親と従兄弟を立て続けに亡くして冒頭から思い展開だが、トムが時折見せる微妙なコミカルな演技はちょっとばかり違和感がありました。
だからと言って、そこまで悪くはないけど、ブルース・ウィリスが主演しているワリにはなんだか地味な内容で少し肩透かしを食らってしまう。
やはり、ブルース・ウィリスが主演という事ならば、こういうタイプの作品はあまり合わないと思います。