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スカイスクレイパー VD-230

スカイスクレイパー VD-230

作品紹介

公開年月  2018/07/13
ジャンル  アクション/サスペンス
原作  なし
監督  ローソン・マーシャル・サーバー
脚本  ローソン・マーシャル・サーバー
製作  ボー・フリン、ドウェイン・ジョンソン、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

香港に新しく建設された240階建ての世界最大のビル“ザ・パール”で元FBI人質救出部隊のリーダー、ウィルは片足を負傷してセキュリティ・コンサルタントに転職していた。
ある日、ザ・パールのオーナーから依頼を受けて、同ビルのセキュリティ・システムの調査に乗り出す事となる。
妻と二人の子供を連れて来たウィルだったが、突如謎の武装集団が現れて爆弾テロを決行して、ビルの中層階が炎に包まれ、上層階の家族を救う為に一人で駆けつけるのだった。

登場人物&出演者

ウィル・ソーヤー(演:ドウェイン・ジョンソン)
主人公。元FBI人質救出部隊のリーダー。過去の人質救出に失敗して左足を失っている。
ドウェイン・ジョンソンは近年の出演作に『ランペイジ/巨獣大乱闘』、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などがあります。
FBIを退職して現在は片足が義足となってセキュリティ・コンサルタントとして働いている。
人質救出部隊のチームメイトであるベンに裏切られ、ビルにいる家族を助け出そうとする。
一度は家族を助けるが、ボータによってジョージアが人質となりジャオを連れ出す事に。
最後はジャオに事情を説明し協力してボータを騙し、ジョージアを助けてビルを脱出した。

サラ・ソーヤー(演:ネーヴ・キャンベル)
ヒロイン。ウィルの妻。海軍で外科医をしていた。人質の失敗で負傷したウィルを手術した。
ネーヴ・キャンベルは近年の出演作に『スクリーム4/ネクスト・ジェネレーション』、『あの日の指輪を待つきみへ』などがあります。
ウィルの命をなんとか助けるが、義足の彼にはムリさせずデスクワークに落ち着かせる。
ベンによってビルの下層階に行くが、予定外に帰ってきたせいで火災に巻き込まれてしまう。
ウィルがビルに侵入して助け出されると、ウー警部補に情報を提供して夫の無実を主張する。
最後は逃げるシャを逮捕させ、タブレットを見つけてビルの火災を止めてウィルと再会した。

ジョージア・ソーヤー(演:マッケナ・ロバーツ)
ウィルとサラの双子の娘。ヘンリーと同様に下層階にある動物園を楽しみにしている。
マッケナ・ロバーツは本作が長編映画デビュー作となります。
予定よりも早く家に帰ると、細工をしていたボータたちに遭遇するも王様だと強気な態度。
ビルが火災に包まれてしまうと、サラの指示に従ってタオルを黙って水に浸していた。
一度はウィルに助けられるが、ジャオを捕らえるべくボータに人質として取られてしまう。
最後はウィルとジャオの作戦でボータが倒され、サラのおかげで消火されて生還した。

ヘンリー・ソーヤー(演:ノア・コットレル)
ウィルとサラの双子の息子。喘息持ち。下層階にある動物園を楽しみにしている。
ノア・コットレルは代表作に『Two to Go』があります。
ビルが火災に見舞われると、サラの指示に従って念の為に吸引器で喘息を落ち着かせる。
逃げ場がなくなっていく中でサラがピアースに捕まるが、彼女の指示に従って逃げ出した。
ウィルが駆けつけて助け出すと、サラとともにエレベーターで下層階に逃げてビルを脱出。
最後はテレビカメラに向けて父親は今回の事件に巻き込まれたと強く主張していた。

アジャニ・オケケ(演:エイドリアン・ホームズ)
ジャオのチーフボディガードを務めている。ウィルにも負けない立派な体格をしている。
エイドリアン・ホームズは代表作に『赤ずきん』、『エリジウム』などがあります。
ビルの火災が止められず迫っていると、ピアースの進言に従って脱出を提案していた。
最後はコーレスたちに襲撃され重傷を負うが、ヘリの操縦士を殺してジャオを逃がし絶命。

ジャオ・ロン・ジー(演:チン・ハン)
中国の実業家で超高層ビル“ザ・パール”のオーナー。大々的に世界が注目している。
チン・ハンは代表作に『ダークナイト』、『ゴースト・イン・ザ・シェル』などがあります。
人類最高の超高層ビルを建造し、ベンの紹介でウィルにセキュリティのテストを行わせる。
ザ・パールのシステムをすべて乗っ取られると、ピアースの説得によって脱出を決断した。
実は闇社会への資金を拒否して、そのせいでコーレスたちに狙われるも辛くも逃げ出す。
最後はウィルの作戦を少し変えてボータを騙して応戦し、ビルを脱出して再建を誓う。

ウー警部補(演:パイロン・マン)
香港警察。ザ・パールの火災を知って設置したカオルーン・プラザ緊急対応拠点に赴く。
パイロン・マンは代表作に『ストリートファイター』、『キャットウーマン』があります。
事件が発生してデータから首謀者がウィルだと分かると、彼を連れて来るように命じる。
ウィルが必死にザ・パールへ向かう様子を見て、事件の主犯格じゃないと察知して見守る。
ビルからヘンリーとサラが脱出すると、彼女の言葉から情報を得て無実を信頼する事に。
最後はビルから脱出したサラの言葉に従い、逃げるシャを逮捕してウィルに挨拶を交わした。

ピアース(演:ノア・テイラー)
ホース・ストーン保険会社がやって来た調査員。ウィルのセキュリティ説明を聞いていた。
ノア・テイラーは代表作に『トゥームレイダー』、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などがあります。
ビルが火災に見舞われてしまうと、危険だとしてすぐにジャオにヘリで脱出するよう進言。
コーレルがやって来ると、すぐに正体を暴いてボディガードを殺害してジャオに銃を向けた。
ジャオがペントハウスに逃げ込んでしまい、それを誘き出すべくサラたちを探していた。
最後はサラと子供たちを見つけるが、思わぬ反撃を食らい、ウィルの体当たりで落下死した。

ベン(演:パブロ・シュレイバー)
元FBI人質救出部隊のメンバー。過去にウィルが失敗した人質救出の現場にいて火傷を負う。
パブロ・シュレイバーは代表作に『それでも恋するバルセロナ』、『13時間/ベンガジの秘密の兵士』などがあります。
その後は除隊してジャオの下で働き、ウィルにセキュリティの仕事を紹介していた。
実はコーレス・ボータの犯罪組織に属していたが、扱いが非常に悪くウィルのせいにする。
ウィルがサラと出会い子供二人を授かって幸せな生活を手に入れて、ずっと妬んでいた。
最後はウィルのタブレットを奪おうとして失敗し、最終的に逃げるよう助言して死亡した。

シャ(演:ハンナ・クイリヴァン)
コーレス・ボータの手下。射撃の腕は百発百中。計画通りに動いて邪魔者を容赦なく殺す。
ハンナ・クイリヴァンは代表作に『Gentle Bullet』、『スマート・チェイス』があります。
ウィルが持っていたジャオのタブレットを手に入れると、すぐにハッキングさせていた。
ハッキングした部下が自慢気に語っていると、計画通りに呆気なく射殺してビルを乗っ取る。
ボータたちが脱出する近くの建設現場に待機するが、サラの推測で警察が来て応戦する。
最後はウー警部補を狙うもサラに邪魔されると、逮捕されたタブレットまで奪われた。

コーレス・ボーター(演:ローランド・ムーラー)
闇社会に生きるテロリスト。過去にジャオが資金提供を拒否した雇い主の報復を実行する。
ローランド・ムーラーは代表作に『真夜中のゆりかご』、『アトミック・ブロンド』がある。
サラたちが家に戻ってきた予想外の展開にも動じず、彼らを火災で殺す事に躊躇いを持たず。
ようやくジャオを見つけてボディガードたちを倒すが、思わぬ反撃で取り逃してしまう。
今度はビルに侵入したウィルを連れ出そうとサラたちを狙わせるが、呆気なく失敗する。
最後はウィルとジャオの作戦に騙され、落下とともに手榴弾の爆発に巻き込まれ死亡した。

感想

個人的な評価

本作は超高層ビルを舞台にした作品であるが、同じタイプとして『ダイ・ハード』や『タワーリング・インフェルノ』があります。
監督のローソン・マーシャル・サーバーは代表作に『ドッジボール』や『セントラル・インテリジェンス』などがあります。
確かに燃えさかる点では『タワーリング・インフェルノ』であり、主人公が一人で奮闘する点では『ダイ・ハード』に似ていました。
しかしながら、本作は両方の作品の特徴を持っているのに、どちらの魅力にも及びません。
主人公を演じるドウェイン・ジョンソンは片足が義足というハンデを設定されるが、劇中ではほとんど意味を成していません。
オマケ程度に義足が役に立っているけど、明らかに設定のムダだとしか思えなかったです。
それに今回は銃を持っても一切使わないので、ビルから飛び移るシーンと外壁を伝っているところしか派手さがない。
そもそも、今のCG技術ではどんなに高いビルであっても、合成でなんとかなってしまうから緊張感は今一つない。
何よりドウェイン・ジョンソンには常に主人公補正があるので、悪役がいくら頑張っても最終的に失敗します。
これが始まる前から分かっているので、問題はどれだけ悪役を魅力的に見せる事が重要なポイントになると思います。
その点では『ダイ・ハード』のテロリストのボスであるハンス・グルーバーを演じたアラン・リックマンの人気は高かったです。
対して本作はコーレス・ボータを演じるローランド・ムーラーは、登場した時には雑魚にしか見えないような雰囲気でガッカリしました。
前戦に出て行く悪役として設定に失敗していて、筋肉ムキムキのローランド・ムーラーではやられる役にしか見えなかった。
ここら辺の設定の甘さが物語に緊張感と盛り上がりに貢献せず、ドウェイン・ジョンソン無双でテーマ性とは釣り合っていなかった。
やはり、劣勢状態でボロボロになって戦う『ダイ・ハード』と比べても映像だけが勝っていて、あとはすべて負けていました。
ドウェイン・ジョンソンは良いアクション俳優ですが、本作の題材とは相性が非常に悪いと感じさせる作品でした。