作品紹介
公開年月 | 2009/07/01 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | C・ローマ |
脚本 | ブルック・ダーハム、アリ・グレアム、ほか |
製作 | ケン・バディッシュ |
製作国 | フランス |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
激しい戦いを繰り広げ、地球に不時着した2機の宇宙船。
船外に脱出した2体の異星人はエリア51で多くの米兵を巻き添えにして戦い続ける。
一方、この戦いで弟を失った元軍人のジェイクは、ジュードと名乗る片方の異星人と遭遇。
ジュードはクローネンという凶悪異星人が地球を滅ぼそうとしていると警告するのであった。
登場人物&出演者
・ジェイク(演:ジェイソン・ロンドン)
主人公。両親を亡くし、弟は立派な軍人になるも、自身は昼間から酒を飲むような生活。
ジェイソン・ロンドンは近年の出演作に『ゾンビシャーク/感染鮫』、『51【フィフティ・ワン】』などがあります。
弟を探す為にチャーリーの手引きで制服を着込んで簡単に基地へ侵入を果たす。
ただ、すぐに見つかるというマヌケぶりを披露し、それ以上に彼を拘束するマヌケがいたが。
嫌な予感という特殊能力を持ち、死んだアレックスの事を思うセリフが何度も口にする。
・モニカ(演:ジジ・エッジレイ)
ヒロイン。ジェイクとは旧知の仲でエイリアンの遺物を解読していたがクビになる。
ジジ・エッジレイは代表作に『ピースキーパー・ウォー/最終大戦』、『アルマゲドン2012』などがあります。
エイリアンを引き連れたジェイクを迎えて、中断した研究を続けて解読に成功する。
ジェイクよりも態度が大きく、軍に対して不信感を口にする。鼻の下が長い見た目がずっと気になりました。
・ジュード(演:コビー・ベル)
味方のエイリアン。人間を殺さない痺れさせる銃を使う。虫みたいな変なヘルメットを被る。
コビー・ベルは代表作に『サード・ウォッチ/NY事件ファイル』シリーズなどがあります。
ヘルメットの下は褐色のハゲでケガを負い、なぜかジェイクに協力を頼む。
実はクローネンに放った爆弾により、アレックスを殺した張本人なのにシラを切る。
そして、その正体が地球を破滅させようとするテロリストというミスリードを実現する。
・クローネン(演:ジャヒディ・ホワイト)
悪役のエイリアン。ジュード以上に変なヘルメットを被っている肥満体型のエイリアン。
ジャヒディ・ホワイトは本作が映画デビュー作となっています。
欲しいのは地球の廃棄物や二酸化炭素で、ただでもらえるのに奪う事しか頭にない。
実はジュードの作り話であり、少女を助ける心優しいエイリアンというオチ。
・チャーリー(演:クリスタ・キャンベル)
軍人。周囲に起きている謎の地震を気にする。エイリアンの侵入にアレックスを呼ぶ
クリスタ・キャンベルは代表作に『デイ・オブ・ザ・デッド』、『オートマタ』があります。
ジェイクとは元同僚でアレックスの面倒を見ていて、ジェイクに重要な情報を提供する。
・アレックス(演:キップ・マーティン)
両親を亡くしても約束を守ろうと退屈であっても兄とのバーベキューは必ずやる。
キップ・マーティンは代表作に『イリュージョン・ホテル』があります。
基地に侵入したエイリアンの対処をしようとするが、爆発に巻き込まれて呆気なく死ぬ。
・テイト(演:メル・フェア)
軍の秘密を保持する特殊部隊のリーダー。ジェイクやモニカに対して高圧的な態度。
メル・フェアは代表作に『JUSTIFIED/俺の正義』、『リゾーリ&アイルズ2』があります。
味方のエイリアンであるジュードですら片付けようとする頭の固い典型的な軍人。
・ダイアモンド・ジョー・カーソン(演:リー・ホースリー)
廃棄物置き場の主。ジュードやクローネンが追うイーサ・ロッドを起動する石を所持する。
リー・ホースリーは代表作に『マジック・クエスト/魔界の剣』、『ヘイトフル・エイト』などがあります。
最初からジュードを悪者だと決めつけていて、ずっと信用していなかった。
なぜか多くの銃器を所持しており、極めつけのRPGを持っている危険な人物である。
感想
個人的な評価
同じようなタイトルの『エイリアンVSエイリアン/インベージョン』がある。
上記の作品は低予算のSF作品のワリに頑張っていた内容でした。
しかし、本作は正真正銘のクソ映画として君臨している作品である。
SFを低予算でやるのは無茶だが、本作はまさにそれを証明する内容となっている。
肝心のエイリアンはコスプレをした褐色のハゲと、変なヘルメットを被ったデブ。
この二人が戦っているシーンでは、流行のカメラを激しく切り替える撮影方法を取っている。
これでなんとか迫力を出そうとしているが、それはどう見ても逆効果にしか思えない。
マトモにアクションができないエイリアンでは、ごまかしの演出も限界があります。
地球を破滅させる爆弾を起動する棒が物語のメインだが、途中からどうでも良くなるという希な展開をみせてくれる。
それに2体のエイリアンは途中から味方と悪役が入れ替わるようなミスリードをする。
監督はこれが物語を盛り上げていると思っているだろうが、それこそどうでもいい。
どっちが味方で、どっちが悪役かなんて、関係ないような展開になっているからである。
結局、爆弾を止めるのは地球人なので、二人が外でいちゃついているだけになる。
『エイリアンVSエイリアン/インベージョン』ではマーク・ダカスコスのアクション、女優陣の美しさというプラスポイントがあった。
しかし、本作には見せ場が一切なく、全体的に低予算の雰囲気である点でも救いようがない。