【サメ映画ではどこでも出現する無限の危険性】 脳内ミニシアター改的に分類してみた

本ブログでは数々のサメ映画を紹介してきました。

今やゾンビ映画に並んで、どんなジャンルでも高い親和性を発揮し、無限の可能性を持っているサメ映画は近年更なる広がりをみせています。

今回はそんなサメたちが出現する主な場所を紹介します。

『ジョーズ』がすべての原点

サメ映画の元祖にして現在でも頂点に君臨する『ジョーズ』は、1975年にスティーヴン・スピルバーグ監督によって映像化されました。

この作品は『第48回アカデミー賞』で作曲賞、音響賞、編集賞を受賞しています。

そう、あのジョーズが迫るメインテーマは有名でしょう。

この作品が大ヒットした事により、映画界では空前のサメ映画ブームが始まったのです。

それと同時に王道的なサメの退治方法が確立しました。それは爆発四散です。

サメが出現する主な場所

現代においてサメ映画は海だけに限らず、様々な場所で人を襲うようになりました。

もはや、人類には逃げ場がないほどサメたちは至るところから襲います。

さあ、落ち着いてサメに襲撃されないように祈りましょう。

シャークネード

史上希に見るハリケーン“デヴィッド”がメキシコ沖から急速に北上していた。
急激な海流の変化で突如としてサメの大群がビーチに現れ、サーファーのフィンはいち早く気づいて人々を避難させようするのだった。

巨大なハリケーンによって海水が巻き上げられ、サメの大群が振ってくるタイプとなります。

サメの出現場所を大きく広げたテレビ映画のシリーズで無限の可能性を示唆した名作。

シャークネード/エクストリームミッション

三度現れたシャークネードが首都ワシントンを襲いかかり、ホワイトハウスは崩壊し、街は壊滅状態となる。
妻のエイプリルを助ける為に駆けつけたフィンだったが、かつてない最大級のシャークネードを目の当たりにするのだった。

シリーズでお馴染みの竜巻から降ってくるが、ついに宇宙まで生息域を伸ばしたタイプです。

サメ映画の可能性を広げたシリーズとして、誰も予想もしなかった展開は圧巻の一言。

ビーチ・シャーク

静かな島のホワイトサンドのビーチでパーティをしていた若者の一人がサメに食い千切られる事件が発生する。
しかし、現場は海中ではなく満潮のラインをはるかに上回る陸地だった。

海に最も近い砂浜の中から遅うタイプのサメとなります。

意外にもバカ者(若者)たちが食われていくシーンに凝っていました。

ゴースト・シャーク

ある夜、釣りの最中に獲物をサメに食われた事で怒った親子はそのサメを無残に殺すが、不思議な力で蘇って報復する。
それから数日、ビーチへ遊びに来たエバたちは実態のない“ゴースト・シャーク”との戦いが始まるのだった。

雷に打たれて、水さえあればどこにでも出現するタイプのサメとなります。

設定は面白いけど、ラストで詰め込みすぎたワリに回収できずに微妙な終わり方となった。

シャーク・プリズン/鮫地獄女囚大脱獄

アーカンソー州で服役中の女囚たちを乗せた護送車が道路で立ち往生する故障車を助けるも、持ち主であるハニーは護送車に乗っていた恋人アニタを含む女囚たちを脱獄させてしまう。
ハニーと脱走した女囚たちは密林地帯へ逃げ込むが、そこには油井爆破事故の影響で蘇った古代サメの大群がいる場所だった。

固い地面の中を自由自在に泳ぐ事ができるタイプの古代サメとなります。

登場人物はキャラクターが濃いけど、いらないエピソードを盛り込みすぎて尻すぼみになる。

アイス・ジョーズ

スプリング・シーズンを迎えたマンモス・マウンテンでスキー客が次々と失踪し、それは山に伝わる伝説の怪物「スカッカム」の仕業だと噂される。
姿を現したモンスターは雪の中を猛スピードで泳ぎ、地上の獲物に食らいつく獰猛な人食いサメ“スノー・シャーク”と判明するのだった。

海とは正反対の上に季節も正反対という「雪山」に出現するタイプのサメとなります。

その正体は幽霊みたいな存在で物理攻撃は無効だが、なぜか人間は普通に食い殺します。

ハウス・シャーク

息子テオと二人暮らしの元警官フランクはある夜、家に帰ると血の海となったトイレの中に引き込まれるシッターの凄惨な姿を目撃した。
家にサメらしき怪物がいると考えフランクは、怪物「ハウス・シャーク」の駆除専門家を探し出して死闘が始まるのだった。

遺伝子操作で地上でも呼吸ができて自由に歩き回れるタイプのサメとなります。

全体的にコミカルテイストだが、登場人物は個性的で意外にも楽しめる作品。

ジョーズ19

ゼレノグラーツクのビーチでは多くの人たちが海を楽しんでいたが、突如、サメの襲来で6人が犠牲となってしまう。
そこですぐに海軍がサメを見事に退治するが、その夜、嵐が発生して雷が海へ落ちると、死んだはずのサメがゴーストとなって再び姿を現すのだった。

雷に打たれたサメが幽霊となって、どこにでも出没するという反則過ぎるタイプとなります。

ロシアの自主製作映画で製作費が約180円で、サメ映画ファンの間で崇拝される作品。

実際に自分の目で確かめるしかない作品であり、YouTubeで検索すれば無料で鑑賞ができる。

まとめ

さて、今回のサメは竜巻の中、宇宙、砂浜、水のある場所、地中、雪山、家、自由自在と様々な場所から出現する事が分かりました。

サメ映画というのはどんなジャンルでも高い浸透率を持ち、今後もどこから出現するのか予想できないでしょう。

この先もサメ映画から目を離しちゃいけない勢いのあるジャンルである。