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エレベーター VD-310

エレベーター VD-310

作品紹介

公開年月  2012/09/29
ジャンル  サスペンス
原作  なし
監督  スティーグ・スヴェンセン
脚本  マーク・ローゼンバーグ
製作  マーク・ローゼンバーグ、トール・アーネ・ウーヴェレボ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

ウォール街の超高層ビルで投資会社CEOのヘンリー・バートンを含む9人の男女がエレベーターが、地上200メートルの高さで緊急停止してしまう。
突然の事態に動揺しながらも、ヘンリーたちはすぐに解決するモノと悠長に構えていた。
しかし、救助の到着は遅れに遅れてしまい、オマケにあと2時間で爆発する時限爆弾の存在が明らかにされるのだった。

登場人物&出演者

ジョージ・アクセルロッド(演:ジョーイ・ストロニック)
ユダヤ系の白人男性。コメディアン。予定されているパーティの余興で代理でやって来た。
ジョーイ・ストロニックは代表作に『ツイスター』、『LIFE!/ライフ』などがあります。
極度の閉所恐怖症で最初から文句を垂れていて、マデリーンのワガママでイライラしていた。
すぐにモハメッドが中東系だと見てテロリストとネタにして、一人だけずっと文句を言う。
コメディアンとしてずっとしゃべっていて、ジェーンの爆弾を取ろうとするも断念する。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、テレビのインタビューに答えて妻の電話に出た。

モハメッド(演:ワリード・F・ズエイター)
イラン出身の男性。バートン投資会社の警備員。最初からエレベーターに乗っていた。
ワリード・F・ズエイターは代表作に『ヤギと男と男と壁と』、『エンド・オブ・キングダム』などがあります。
乗ってきたジョージにテロリストとネタにされるが、警備員らしく平静な態度で対応した。
エレベーターが停止すると、警備員らしく対応したが、無線の電池が切れる失態をする。
元軍人という事で頼りにされるが、爆弾や人体についての知識がなくて役立たずとなった。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、妻に電話するも話しを聞いてもらえずにいた。

・ドン・ハンドリー(演:クリストファー・バッカス)
若い白人の男性。証券会社の社員。テレビに出演する人気アドバイザー。アサナは恋人。
クリストファー・バッカスは代表作に『オール・イン/エースの法則』、『セレブリティ/欲望とセックスの罠』などがあります。
ずっとアサナとイチャイチャして、何かとイライラいするジョージを怪訝な顔で見ていた。
エレベーターが停止すると、セリーヌが浮気相手で妊娠させた事がアサナにバレてしまう。
なんとか脱出しようと外のボタンを押そうとするが、マデリーンのせいで右腕が千切れる。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、意識がない状態のまま救急車に運び出された。

モーリーン・アサナ(演:ターミナ・サニー)
インド系の若い女性。テレビ局の女性アナウンサー。ハンドリーとは恋人で結婚式が近い。
ターミナ・サニーは代表作に『トゥモロー・ワールド』、『アルゴ』などがあります。
ネタになると思って携帯電話でエレベーター内の様子を映し、テレビ局に送っていた。
ずっとハンドリーとイチャイチャしていたが、セリーヌとの浮気が発覚して問い詰めていた。
いよいよ爆弾が爆発する寸前になり、視聴率だけを考える同僚たちに呆れてしまう。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、救急車で運ばれるハンドリーに付き添っていった。

ヘンリー・バートン(演:ジョン・ゲッツ)
初老の白人男性。バートン投資会社のCEO兼会長。孫娘とともにパーティにやって来た。
ジョン・ゲッツは代表作に『ザ・フライ』シリーズ、『デッド・クリフ』などがあります。
何かと孫娘を甘やかすせいでワガママに育ち、エレベーターを止めた張本人でも責めない。
引退を表明しているが、その際に7500万ドルの退職金を得るという噂が肯定していた。
実はジェーンの投資が失敗すると分かった上で強引に進めて、彼女の恨みを買う事になる。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、誰にも声をかける事なく孫娘と立ち去った。

マデリーン・バートン(演:アマンダ・ペイス/レイチェル・ペイス)
バートン会長の孫娘。何かと甘やかす祖父のおかげでワガママ放題のクソガキに育っている。
アマンダ・ペイスとレイチェル・ペイスは双子で代表作に『Switched for Christmas』などがあります。
祖父以外の大人を見下していて、特にイライラしていたジョージを小バカにしていた。
イタズラでエレベーターの緊急停止ボタンを押したせいで、動かなくなる元凶を作った。
ハンドリーが外からボタンを押そうとするが、エレベーターを動かして腕が千切れてしまう。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、ジョージを小バカにするような笑いを浮かべた。

マーティン・ゴスリング(演:デヴィン・ラトレイ)
中年の白人男性。バートンの社員で肥満体。六年も会社に通ってエレベーターに乗っている。
デヴィン・ラトレイは代表作に『ホーム・アローン』シリーズ、『ブルー・リベンジ』などがあります。
ずっとイライラしていたジョージの為に大丈夫だと説得するが、当然のように効果はない。
エレベーターが停止すると、マデリーンにチョコバーを渡すもナッツがあるせいで返された。
ジェーンの投資が失敗すると知っていて、それを強引に進めたバートン会長を責め立てた。
最後は駆けつけた爆弾処理班が来るも、狭い扉から出られず、時限爆弾が爆発して死亡した。

セリーヌ・フォケ(演:アニタ・ブリエム)
若い白人女性。妊娠中。エレベーターが動く寸前にやって来てなんとか乗る事ができた。
アニタ・ブリエムは代表作に『センター・オブ・ジ・アース』、『ディラン・ドッグ/デッド・オブ・ナイト』などがあります。
エレベーターが停止すると、妊娠している事で10分おきにトイレへ行かないとダメだと宣言。
なぜかジェーンが爆弾があると事から彼女の体を調べて、見つけて本当だと証明する事に。
実はハンドリーと同期で隣同士であり、浮気をした相手で赤ん坊の父親だと判明した。
最後は駆けつけた爆弾処理班に救出され、一人だけ呆然と救急車を見つめていた。

ジェーン・レディング(演:シャーリー・ナイト)
初老の白人女性。少し肥満体で足が悪く杖を使っている。バートン投資会社の顧客で投資家。
シャーリー・ナイトは代表作に『恋愛小説家』、『モール★コップ』などがあります。
エレベーターが停止すると、バートン会長の退職金を聞いて呆れた表情で不満を漏らした。
イライラするジョージの為に酒を分けて、自身も定期的に飲んでいる薬の為に飲んだ。
実はイラクで息子を亡くし、バートンの会社を信じて投資するも失敗して夫が自殺をした。
最後は心臓発作を起こして倒れ、爆弾があると告白して、そのまま呆気なく死んだ。

爆弾製造者(演:マイケル・マーキュリオ)
エレベーターに閉じ込められたバートン会長を殺傷する為の爆弾を作った張本人。
マイケル・マーキュリオは代表作に『Everyday』、『Heaven』などがあります。
バートン会長にすべてを奪われたジェーンからの依頼だったが、ずっと後悔をしていた。
最後は自らテレビに出演して事実を話し、ジェーンが悪者じゃないと訴えていた。

感想

個人的な評価

本作はノルウェー出身でデビュー二作目となる新鋭のスティーグ・スヴェンセンが監督を務めています。
この作品はワンシチュエーションスリラーというジャンルに属しています。
本作はタイトルから分かるように「エレベーター」が題材となっていますが、以外にも結構作られています。
ホラー映画の『ダウン』やオカルト映画の『デビル』にゾンビ映画の『デス・フロア』などがあります。
エレベーター自体は多くの映画に登場して、狭い空間で展開されるドラマやアクションなど緊張感を引き出す意味でも良く使われている。
そんな本作では狭い空間に閉じ込められた9人と、仕掛けられた爆弾によるタイムリミットという二重の緊張感を演出している。
しかし、これがまったく効果がなく、とても時限爆弾に追い詰められているような雰囲気がほとんど感じられません。
これはかなり致命的な演出の失敗であり、二重に張った緊張感なのに伝わってこないのは逆にスゴイと思いました。
こういうワンシチュエーションスリラーでは練り込んだ脚本じゃないと、代わり映えしない場面が続くせいで退屈になってしまう。
ですが、本作はあまり工夫がないし、登場人物たちのセリフが伏線になっているワケじゃないし、乗り合わせた彼らの絶妙な接点があるワケじゃない。
という事は、特定の人物以外は誰でも良かった感じで必然性がなく、ワンシチュエーションスリラーとしての完成度は非常に低いです。
面白味のない登場人物の中でも、ずっと文句を言っているコメディアンのジョージと元凶とも言える会長の孫娘だけは目立っていた。
この二人は最初から犬猿の仲で揉めていたが、ほとんど彼らのおかげで物語が進んでいるような感じでした。
役に立たない警備員、太っていたせいで無意味な犠牲の男、不倫した男とアナウンサーの女、妊娠中の女などは別のキャラクターでも問題はない。
ターゲットになった会長と恨みを持った投資家も、別にキャラクターが際立っていたワケじゃないからなんでも良かった。
というように本作では工夫がまったくないので、口の悪いコメディアンと元凶を作ったクソガキ以外は大してキャラが立っていなかった。
やはり、こういうワンシチュエーションスリラーでは登場人物の関係性を練るべきで、必然性を感じさせないと無意味になってしまう。
なんだか監督や脚本の独りよがりな考えを反映しているだけで、本作には上手さとは乖離した自己満足な作品に感じてしまいました。