プレデター vs ネイビーシールズ RE-2932

作品紹介

公開年月  2018/09/11
ジャンル  SF/アクション
原作  なし
監督  ジャレッド・コーン
脚本  ビル・ハンストック
製作  デヴィッド・マイケル・ラット、ポール・バレス、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

中米のジャングルに正体不明の飛行物体が墜落死、調査に向かったチームが消息を絶った。
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」のエイドリアン中佐は、仲間を救出する為に現地へ飛んだ。
だが、そこで兵士たちが遭遇したのは、姿の見えない敵からの攻撃で、次々と仲間を失いながらジャングルの奥地で巨大な宇宙船を発見するのだった。

登場人物&出演者

エイドリアン中佐(演:シャビ・イスラエル)
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊長。消息を絶ったユニット2の救助をする。
シャビ・イスラエルは代表作に『Draw the Line』、『アトランティック・リム』がある。
上官の命令を無視して勝手に救出作戦を提案し、部下たちは彼を信頼して同行させた。
あくまで救出作戦が第一で、攻撃を真っ先に提案していたプラントの戯れ言を流していた。
相手が人間ではなくプレデターだと知ると、救出作戦から宇宙船の調査に切り替えた。
最後は負傷してしまい、情報を持つブルックスを逃がすべく、体を張るも勝てず殺された。

ブルックス(演:ダッチ・ホフステッター)
技術兵。ユニット2と交信していたが、消息を絶たれてすぐにエイドリアン中佐に報告した。
ダッチ・ホフステッターは代表作に『Two Tickets to Paradise』、『ソウル・サーファー』などがあります。
ストレス障害を患っていて、不安定な感情のせいで戦場よりも本部にいるべき人材である。
エイドリアン中佐の判断で救出作戦に同行して、正体不明の飛行物体についての分析をする。
飛行物体は他国の兵器ではなく、宇宙船だと解明するもはぐれてしまい一人で切り抜ける。
最後はプレデターから情報をもらって真実を知ると、唯一の生存者として見逃された。

プラント(演:アレックス・ウェスト)
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊員。エイドリアン中佐の救出作戦に従う。
アレックス・ウェストは代表作に『The Foreign Exchange Student』、『Ay Lav Yu Tuu』などがあります。
戦場が未経験のブルックスが同行している事に不満を持ち、ずっと彼をからかう質問をする。
道中で仲間が何か倒されると、そのまま置いて行くエイドリアン中佐のの判断に反対した。
正体不明の飛行物体がある洞窟で人影を見て銃を撃つが、そのせいでカーターが負傷する。
最後はアルヴァレスも死ぬ原因を作り出し、結局はプレデターにあっさりと殺された。

カーター(演:ブランドン・ブラウン)
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊員。エイドリアン中佐が最も信頼される。
ブランドン・ブラウンは本作が長編映画デビュー作となります。
消息を絶った部隊を救出するべく、エイドリアン中佐からチームのメンバーを招集させる。
道中ではプラントと一緒にふざけた会話をしていたが、敵の襲撃で何もできずにいた。
建物に入ってから閉所恐怖症で暗闇も怖いという兵士として致命的な弱点を話していた。
最後はブルックスを守ろうとしたが、透明になったプレデターによって刺されて死亡。

アルヴァレス(演:アマンダ・リヴァス)
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊員。女性隊員の一人でスペイン語を話す。
アマンダ・リヴァスは代表作に『デス・プルーフ in グラインドハウス』、『Line of Duty』などがあります。
同じ女性兵士のフォークと組んで行動して、道中では生理の話しでなぜか盛り上がっていた。
道中で木に括り付けられたを発見すると、スペイン語を話す彼の言葉を通訳していた。
正体不明の飛行物体に入って引き返すべきだと意見するも、中佐にあっさりと却下された。
最後はプレデターを一体倒して、その武器を使おうとして防御装置が働いて焼死した。

フォーク(演:ケイティー・ベンツ)
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊員。エイドリアン中佐の救出作戦に参加。
ケイティー・ベンツは代表作に『The Crossbreed』、『This Much』などがあります。
同じ女性兵士のアルヴァレスと行動を共にして、道中では生理の話しで盛り上がっていた。
スペイン語ができるアルヴァレスと違い、あまり見せ場がなく印象が非常に薄い。
最後は壁にあった何かを触ってしまい、そのせいで発作を起こして勝手に死んでしまう。

スクラーオフ(演:ジュード・ランストン)
アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊員。エイドリアン中佐の救出作戦に参加。
ジュード・ランストンは代表作に『Hollywood Unscripted: A Chaos Theory』、『Secret Santa』などがあります。
道中でくだらない会話に加わっていたが、あまり目立たず何者かの襲撃に反撃もできず。
正体不明の飛行物体に近づく本隊から離れ、エイドリアン中佐たちが戻る時に安全を確保。
最後は待機していると攻撃を受けて反撃を行うも通じず、あっさりと殺されてしまう。

感想

個人的な評価

本作はみんなが大好きなアルバトロスとアサイラムがタッグを組んだ作品となります。
近年ではアルバトロスがハマっている『ネイビーシールズ』が対決するシリーズとなります。
本作は『ザ・プレデター』が公開された事によって、便乗して似たような作品を作った。
さすがは仕事が早いアサイラムですが、時間も製作費も節約しているので、当然のように中身は本家に遠く及びません。
一応、ネイビーシールズはそれなりの雰囲気を出していて、装備もちゃんと揃えているところは逆に珍しい。
そのせいでストーリーを考えられる脚本が雇えず、予算もないので物語のほとんどは無意味な会話で成り立っている。
会話が面白ければいいのですが、三流以下の脚本を雇っているせいで、自然と眠気を誘う退屈な展開がずっと続きます。
時々思い出したかように敵襲を受けるけど、プレデターの姿は一切見せてくれません。
なぜなら、相手は透明になれる技術を持っていて、それをいい事に姿を出さなくてもいい解釈を堂々と示しています。
ここら辺は遠慮がまったくないアサイラムらしい演出で、多くの人はつまらなすぎて途中で断念する事だろう。