フランケンジョーズ RE-2386

作品紹介

公開年月  2016/08/16
ジャンル  パニック/コメディ
原作  なし
監督  マーク・ポロニア
脚本  J・K・ファラー
製作  マーク・ポロニア
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

1942年、第二次世界大戦の劣勢を打破するべく、ナチスが極秘に開発した生物兵器が破壊され、ドイツが敗戦して世界は平和になる。
現代、観光で生計を立てる海辺の小さな町に突然のサメによる襲撃に騒然とする。
町の住民はサメ退治に乗り出すが、彼らが目撃したのはナチスが開発した怪物の人造生命体フランケンジョーズだった。

登場人物&出演者

デューク(演:ケン・ヴァン・サント)
沿岸警備隊の隊員。頻発する行方不明者で観光に打撃を与えるとして心配している。
ケン・ヴァン・サントの代表作に『ビッグフットvsゾンビ』、『ビッグ・クラブ・パニック』などがあります。
襲撃事件の真相を追い、マッジたちがフランケンジョーズから逃げているところに遭遇する。
ここからは主人公らしく頼もしいリーダーとして、マッジとともに行動をしていきます。
マッジと会って数分ぐらいでいい感じになるという主人公補正を発揮するも犠牲なる。

マッジ(演:グレタ・ボルコバ)
スキップとクープとともに海へ遊びに来た。メガネをかけて派手なタトゥーをしている。
グレタ・ボルコバは代表作に『ビッグフットvsゾンビ』があります。
何かと消極的だが、スキップとクープに流されて結局は一緒に行動してしまう。
生理中なのに海へ遊びに行くなんて大胆すぎる行動力を持っていました。

スキップ(演:ジェームズ・カロラス)
マッジとクープとともに海へ遊びに来た。腹の出た中年のクセにキャップの被り方が若者。
ジェームズ・カロラスは代表作に『ジュラシック・ビースト』、『ビッグフットvsゾンビ』などがあります。
フランケンジョーズを作ったマッドサイエンティストを前にしても余裕綽々の態度。
研究所から逃げだそうとして意図も簡単にフランケンジョーズの餌食になる。

クープ(演:タイタス・ヒムルバーガー)
マッジとスキップとともに海へ遊びに来た。冒険心を持つ何かと積極的な胸毛男。
タイタス・ヒムルバーガーは代表作に『Amityville Exorcism』があります。
すぐ調子に乗るけど、マッドサイエンティストを前にして「落ち着け」を連発する。
なんとか陸に上がって逃げるも、進化したフランケンジョーズに喰われてしまう。

クラウス(演:ジェフ・カーケンドール)
フランケンジョーズを作り上げたマッドサイエンティスト。思想をすぐ口にする。
ジェフ・カーケンドールは代表作に『ビッグフットvsゾンビ』があります。
なぜかマーク・ポロニア監督の作品ではマッドサイエンティストの役が多い。
別に上手いワケじゃないけど、不気味な雰囲気を放っている意味では合っているが。

感想

個人的な評価

マーク・ポロニア監督が手がけた作品。
いつも通りのクォリティーで安心できる内容となっています。
低予算を通り越した、どこまで製作費を抑えられるか挑戦している作品である。
製作費がないのに敢えてモンスターパニックに挑戦するマーク・ポロニア監督はスゴイ。
そのおかげでクソ映画として名を連ねるが、実は着目点が素晴らしいと思います。
まさかサメとフランケンシュタインの怪物を融合させるなんて思いついても誰もやらない。
なぜなら、明らかに地雷作品となるので、誰も手を出さないところに堂々とやる。
これがマーク・ポロニア監督のスゴイところであって、誰もマネしようとしないだろう。
出演者は相変わらず常連で固めているが、もはや友情出演とも言えるでしょう。
緊張感がないの当然だが、それ以上に本作でも笑いを提供してくれます。
まずは冒頭に出てくるナチスの潜水艦が紙ペラで、全体像がオモチャのまんま。
肝心のフランケンジョーズは最初が紙ペラ、陸に上がって進化してからミニチュアになる。
最初に見た瞬間に笑いがこみ上げるのはさすがマーク・ポロニア監督です。
まさかフランケンジョーズが陸に適応して腕が生えて歩くなんて想像もしなかった。
人間を食べるだけに飽きたらず、なぜか撮影をしていた熟女のポルノ女優をレイプする。
まさにマーク・ポロニア監督の世界が広がっていて、それだけでも楽しめる作品です。
ただし、これは相当の物好きじゃないといけないので、ちゃんとした作品を鑑賞したい方にはオススメできません。