最強サイボーグX RE-2310

作品紹介

公開年月  2016/07/02
ジャンル  ホラー/アクション
原作  なし
監督  K・キング
脚本  K・キング
製作  K・キング、ジョン・H・ヴァーゴ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

武器製造企業のXコープ社が謎のサイバー・ウイルスによって乗っ取られてしまう。
ウイルスは様々な機械や武器に感染し、暴走を始めると人類を破滅に追い込み始めていた。
それから一年後、世界は荒廃し、サイバー・ウイルスは生き残っている人類を全滅させるべく、生存者追跡用のガトリング・ガン搭載ドローンと人間と武器を合体させた最強のマッドサイボーグを作り上げるのだった。

登場人物&出演者

スピアーズ中尉(演:イヴ・マウロ)
主人公。周囲を偵察している。過去に娘を失い、元凶のキルモアを憎んでいる。
イヴ・マウロは代表作に『オゾンビ』、『パラノーマル・インシデント』があります。
尻込みする他の隊員と違って、積極的に状況を変えようと動き回っている。
仲間を第一に思っていて、敵に追跡されている構わないほどリスクを考えていない。
キルモアに対して憎しみを持っているが、状況の打破をする為に協力している。

ジャック・キルモア(演:ロッキー・マイヤーズ)
Xコープ社の創設者。最初の犠牲者だったが、実は生き延びていた。
ロッキー・マイヤーズは代表作に『ロボドッグ』、『サバイバー』などがあります。
サイバー・ウイルスが攻撃を加えた時に地下へと逃げ延びていた。
テクノロジーエンジニアリングの天才だが、なぜかムキムキに筋肉マンである。
過去に妹を失っていて、助けられなかった事で悪夢に悩まされている。

ショー大佐(演:アダム・ジョンソン)
葉巻を吸っている。あくまで生き延びる事を主眼に置いているのでリスクを避ける。
アダム・ジョンソンは代表作に『武装魔獣軍団/オークス』、『キングダム・ウォーズ/ブラッド・ブレイク』などがあります。
部隊を率いる上官らしく、不平不満を言う部下に一刀両断にする分かりやすい人物。
キルモアが生きている事を知って、状況を打破する為にスピアーズの作戦に乗る。
下半身が千切れても生きているというサイボーグ顔負けの生命力を持つ。

ウィズ中尉(演:ジェイク・ストーモーン)
コンピュータ関係に強い。キルモアの持ち物を調べるだけの知識を持つ。
ジェイク・ストーモーンは代表作に『MYTHICA/ミシカ』シリーズがあります。
キルモアが来るまで部隊の頭脳だったけど、彼が来てから存在が薄くなっていく。
戦闘になっても隠れているだけだが、

ロペス中尉(演:アンジー・パパニコロス)
男顔負けの筋肉質。スピアーズの提案した無茶な作戦に賛同している。
アンジー・パパニコロスは10作に出演し、テレビドラマや映画で活躍しています。
キルモアの救出作戦に参加するが、負傷してしまい、あまり役に立たず退場する。

マシンガン司令官(演:ダニー・トレホ)
30回撃たれても生きているタフガイ。とにかく、銃をぶっ放す事が最大の特徴です。
ダニー・トレホは近年の出演作には『バーニンヅ・デッド』、『バッド・アス/マッド・リベンジ』などがあります。
大事な作戦会議の中でも、頭の中では銃をぶっ放す事しか考えてない単細胞を発揮。
それは逆に分かりやすいキャラクターであり、ダニー・トレホだからいい味を出している。

感想

個人的な評価

思わぬヒットをした『最強ゾンビ・ハンター』の監督とスタッフが再集結している作品。
残念ながら『最強ゾンビ・ハンター』はまだ鑑賞していないのでよく分からないが。
本作にはダニー・トレホの姿があるけど、主人公じゃないからオマケの出演という感じ。
とは言っても、ちゃんとダニー・トレホが登場する時に一時的しているから面白い。
しかも、役名が“マシンガン司令官”というダニー・トレホらしいネーミング。
ちゃんと見せ場があって、死ぬ時もなぜか一時的をする演出をしている。
どうやら本作はネットで製作費を集めるサイトを使ってVFXの資金を調達している。
その為、低予算というワケじゃないので、小道具はちゃんとしていました。
ただ、CGについてはさすがに高額のせいでショボイ感じでした。
ストーリーはしっかりとしているが、如何せん説明セリフが多いせいで冒頭は退屈。
中盤以降は敵のアジトに乗り込んでいくが、予定調和すぎて盛り上がりに欠ける。
もうダニー・トレホが死んだ時点で物語が下降線をたどるのはしょうがない。