バトル・オブ・アトランティス VD-147

作品紹介

公開年月  2013/11/02
ジャンル  SF/アクション
原作  なし
監督  ジャレッド・コーン
脚本  リチャード・リマ、サンダー・レヴィン、ほか
製作  ポール・ベイルズ、デヴィッド・マイケル・ラット、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

原油層で眠り続けていた“怪獣”の卵が数億年の眠りから目覚めてしまう。
この事態を予期していた人類は、人型巨大兵器による防衛作戦“アルマダ計画”を発動する。
レッドたち三人のパイロットが操縦する三体の巨大なるロボットは、猛威を振るう怪獣に戦いを挑むのだった。

登場人物&出演者

・レッド/ギャレット・ウォーターズ(演:デヴィッド・チョカチ)
海軍大尉。人型巨大兵器のパイロットの一人。トレイシーと祭りに行って酒を飲んでいた。
デヴィッド・チョカチは代表作に『サイコ・ビーチ・パーティ』、『M10.0/ロサンゼルス大地震』などがあります。
中将から問題児扱いされ、案の定命令違反してレールガンというビーム兵器で街を破壊した。
その後、パーティに出席して英雄扱いに満面の笑みを浮かべて、犠牲者など一切考えず。
二頭目の怪獣が出現すると、まずは酒を飲んでから出撃して、より機敏な装置ではしゃぐ。
最後は核ミサイルを無効化し、怪獣を宇宙空間へ運んで無事に帰還して勝利を喜んだ。

トレイシー(演:ジャッキー・ムーア)
海軍。人型巨大兵器のパイロットの一人。レッドとは男女の関係で一緒に祭りで飲んでいた。
ジャッキー・ムーアは代表作に『Beginner’s Guide to Sex』、『Pernicious』があります。
街中で一般人と絡んでいたレッドを止めるが、結局は自分もケンカに参加してしまう。
パーティでは顔出しのつもりが、レッドの言葉に乗せられて救助を待つ人々を無視して踊る。
二頭目の怪獣が出現すると、レッドを監禁部屋から出して、酒を飲んでいた時に浮気を話す。
最後はレッドが核ミサイルを確保する間に怪獣をあやし、途中で脱落するも勝利を喜んだ。

ジム(演:トレッチ)
海軍。人型巨大兵器のパイロットの一人。祭りで遊んでいた二人と違って待機していた。
トレッチは代表作に『スーパーヒーロー/メテオマン』、『アート・オブ・ウォー3』などがあります。
レッドとは兄弟同然の親友であり、なんでも共有しているが、トレイシーだけは違っている。
街がレッドによって破壊され、多くの犠牲者が出ると、責任を感じて救助活動をしていた。
二頭目の怪獣が出現すると、レッドを監禁部屋から出し、トレイシーにキスした事を告白。
最後は棒立ち要員となり、気絶したトレイシーを怪獣から救って、勝利に喜んだ。

ストーン(演:ニコール・アレクサンドラ・シプリー)
アルマダ計画の助手。ドクター・アダムスに従って調査結果を中将に報告していた。
ニコール・アレクサンドラ・シプリーは代表作に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ロサンゼルス女子刑務所』などがあります。
深海に潜ったロボットたちの制御と情報を送っていて、中将の命令で遠隔操作に切り替えた。
ずっとバカみたいに「核攻撃」を連呼していたガイスを不快だと言うが、にらみ付けられた。

ドクター・アダムス(演:ニコール・ディックソン)
アルマダ計画の責任者。NASA所属。海軍と極秘で進めてきた計画を使う時だと説得する。
ニコール・ディックソンは本作が長編映画デビュー作となります。
あまりロボットを信用していない中将やガイスを説得して、アルマダ計画を実行させた。
第二段階となって、よりパイロットとロボットをリンクさせる為の装置を彼らに手渡した。
最後はガイスにロボットの停止を脅されるが、中将の介入もあって怪獣を倒す事ができた。

ガイス(演:スティーヴン・マーロー)
海軍将校。アイパッチ。石油リグが消失してNASAからの報告を中将たちととも聞く。
スティーヴン・マーローは代表作に『トカレフ』、『沈黙の帝王』などがあります。
大将と連絡を取って現場の報告をしているが、中将の介入によって行動を制限されていた。
二頭目の怪獣が出現すると、壊れたレコードのように何度も核攻撃を中将に提案する。
中将が現場で戦っている主人公と棒立ちの二人を信じるべきだと言われて苦虫を噛み潰す。
最後は銃口を向けてロボットの停止迫るが、中将の一切動じない姿に一瞬怯んで逮捕された。

ハードリー中将(演:グレアム・グリーン)
海軍中将。石油リグが消失した出来事を信じられず、ドクター・アダムスの見解を疑う。
グレアム・グリーンは代表作に『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、『ダイ・ハード3』がある。
深海に沈んだであろう石油リグを捜索する為、極秘で進めたアルマダ計画を実行する。
問題児であったレッドが命令違反して街を破壊するが、見事に怪獣を倒して彼を褒めた。
二頭目の怪獣が出現した際にもパイロットたちを信じる一方、ガイスの核攻撃を止めていた。
最後はガイスが銃口を向けるが動じず、かすり傷を負いながらパイロットたちを出迎えた。

感想

個人的な評価

本作はみんなが大好きアルバトロスフィルムの配給、アサイラム製作というから発売された作品となります。
アルバトロスと言えば、大ヒットや話題になった作品を意識したモックバスターがほとんど。
そんな本作は邦題こそ遠慮していますが、原題は『Atlantic Rim』なので、さすがのアサイラムは完全にギレルモ・デル・トロの『パシフィック・リム』を意識している。
いつもは邦題がオリジナル寄りになるはずですが、今回はパッケージのみとなっている。
低予算のロボット映画を作ると、どうなるのかをアサイラムが実際に見せてくれている作品。
意外にもCGは頑張っていて、色違いのロボットと大きさの違う怪獣を二頭作りました。
明かな使い回しであるけど、アサイラムにしてはCGにかなり力を入れていました。
そして、問題となるストーリーは毎度のアサイラムらしく、序盤からグダグダな展開です。
更に予算がないので色々と端折りすぎているので、基本的に脳内補完が必要となります。
ロボットに乗っていたパイロットが数秒後に外へ出ていたり、動けない状態なのに自分から外で片膝ついたりしています。
主人公は街をぶっ壊して多くの犠牲者を出しているが、本人は英雄気取りでずっと酒を飲んでいるイメージでした。
その恋人で同じくパイロットは真面目なフリをしたビッチで、戦闘では一切役に立たない。
主人公の兄弟同然の親友はロボットでの活躍はほぼなく、なぜか人助けをする意味不明なエピソードを挟んでいる。
とにかく、本作は主要のメンバーの行動が自分勝手すぎる上に、怪獣並みに人を殺しているのに一切気にしていないという恐ろしい光景が普通にありました。
しかも、主人公はパーティに出席して酒を飲んで、メダルをもらって英雄気取りという。
これは何かのアンチテーゼだと思わせるような展開だと勘繰ってしまうが、所詮はアサイラムだから深い事は考えない方がいい。
最後の戦いもなぜか主人公だけが頑張っていて、他の二人は棒立ちで「頑張れ!」と応援しているだけなのに燃料は早く尽きるという面白い事になる。
久々にアルバトロスとアサイラムのタッグを堪能した本作は間違えなくクソ映画でした。