作品紹介
公開年月 | 2018/07/27 |
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ジャンル | SF/サスペンス |
原作 | なし |
監督 | ベン・ヤング |
脚本 | スペンサー・コーエン、エリック・ヘイサラー、ほか |
製作 | デヴィッド・ホーバーマン、ネイサン・ケイハン、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
エンジニアのピーターはエイリアンが地球へ侵攻するという悪夢を繰り返し見て、次第に仕事でもミスするようになる。
そこで妻のアリスは医者に診てもらうよう説得され、病院で同じ悪夢を見た男に出会い、診察せず望遠鏡を買って家に帰る。
ある日、謎の地球外生命体が地球上のあらゆる生命に総攻撃を仕掛け、ピーターの悪夢は現実と化していくのだった。
登場人物&出演者
・ピーター(演:マイケル・ペーニャ)
主人公。エンジニア。毎晩のようにエイリアンが侵略する夢を見て生活に支障を来す。
マイケル・ペーニャは近年の出演作に『アントマン&ワスプ』、『チップス/白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』などがあります。
ようやく病院に行くと、同じ悪夢を見る男の話しから真実だとして望遠鏡を買っていく。
エイリアンの攻撃に遭ってから逃げ出し、彼らの武器を使えるようにするも逆に利用される。
実は悪夢が戦争した頃のモノだと分かると、自分たちが人間から地球を奪ったと理解する。
最後はアリスに電源を供給して生き返らせると、デヴィッドと合流して安全な場所に向かう。
・アリス(演:リジー・キャプラン)
ヒロイン。ピーターの妻。毎晩のように悪夢を見ているピーターに診察を勧めている。
リジー・キャプランは代表作に『ミーン・ガールズ』、『マリアンヌ』などがあります。
いつまで経っても病院へ行こうとしないピーターに対して、苛立ちが頂点に達してキレる。
一方で会社は順調そのもので昇進して、古いトンネルについてのプロジェクトを始める。
エイリアンの攻撃に遭ってから逃げ出し、工場まで安全なトンネルを案内するも負傷した。
最後はピーターの電源で生き返り、同時に過去の記憶も取り戻して娘たちと再会した。
・ハンナ(演:アメリア・クラウチ)
ピーターとアリスの長女。毎日のように悪夢を見る父親が約束を破って仲が険悪になる。
アメリア・クラウチは代表作に『ウーマン・イン・ブラック2/死の天使』、『切り裂き魔ゴーレム』などがあります。
いつもエレベーターにいて案内係のような事をして、家族の問題から気を紛らわせている。
エイリアンの攻撃に遭ってからほとんど棒立ちになっていて、足を引っ張る行動をする。
実は人造人間でルーシーとともに孤児となり、ピーターとアリスが親になって家族となった。
最後はピーターとアリスたちと再会を果たし、そのまま安全な場所へと電車で脱出した。
・ルーシー(演:エリカ・トレンブレイ)
ピーターとアリスの次女。どこにでもしゃべるクマのぬいぐるみを持ち歩いている。
エリカ・トレンブレイは代表作に『バイバイマン』、『ビフォア・アイ・フォール』がある。
約束を何度も破っている父親を許せないが、それでも子供らしくちゃんと接している。
エイリアンの攻撃に遭ってから両親たちを困らせる行動し、そのせいでアリスが負傷する。
実は人造人間で戦争により両親を亡くし、途方に暮れていたところでピーターたちに出会う。
最後はピーターとアリスたちと再会を果たし、そのまま安全な場所へと電車で脱出した。
・レイ(演:レックス・シュラプネル)
ピーターとアリスの友人。不眠症であるピーターを心配し、家庭を大事にするべきと助言。
レックス・シュラプネルは代表作に『サンダーバード』、『フライボーイズ』があります。
なんとかエイリアンの攻撃から逃れてピーターと合流して、安全な屋上へ一緒に向かう。
最後はゴンドラから建物の中に入るが、エイリアンの攻撃を受けてそのまま落下して死亡。
・サマンサ(演:エマ・ブース)
レイの妻。ピーターとアリスの友人。
エマ・ブースは代表作に『ブラッド・クリーク』、『キング・オブ・エジプト』があります。
レイとともにエイリアンの攻撃から逃れ、ピーターたちと合流して屋上へ向かった。
最後は父親を追って落ちそうになったミーガンを助けるが、エイリアンの銃撃で死亡した。
・ミーガン(演:リリー・アスペル)
レイとサマンサの娘。アリスが昇進したパーティでハンナを家に泊めたいと母親に話した。
リリー・アスペルは代表作に『ワンダーウーマン』などがあります。
エイリアンの攻撃を受けた後、ハンナと一緒にいたエレベーターから父親たちに助けられた。
最後は建物から追って落ちそうになり、母親に助けられるがエイリアンの銃撃で死亡した。
・デヴィッド(演:マイク・コルター)
ピーターの上司。仕事でミスをしたピーターを見かけ、不眠症である事を心配していた。
マイク・コルターは代表作に『ミリオンダラー・ベイビー』、『メン・イン・ブラック3』などがあります。
なんとかピーターの力になろうと病院を紹介して、娘と過ごす彼の為に残業なしにした。
実は人造人間で過去の戦争を体験しており、記憶を消さずに人間がやって来る事を予想した。
ずっと地下シェルターを作っていて、人間が襲来する時に備えて別の場所に施設を作った。
最後は生き残った人造人間たちを助け出し、人間から地球を取り戻すべく隠れる事に。
・マイルス(演:イズラエル・ブルサード)
人間の兵士。50年前の戦争で人類が人造人間に負け、ずっと火星で生活していた人間。
イズラエル・ブルサードは代表作に『ブリングリング』、『好きだった君へのラブレター』などがあります。
地球を再び人類が取り戻すべく、資源を開発して人造人間を皆殺しにする命令を受けた。
ピーターたちの住むマンションを襲撃するが、そこで彼ら家族を見て考えを改める。
瀕死状態だったアリスを生き返らせられると話し、ピーターの電源を使って見事に成功する。
最後はピーターたちを逃がすと、彼から十徳ナイフを渡されて人間の仲間に保護された。
感想
個人的な評価
本作は本来ならユニバーサル・ピクチャーズが全米公開する予定だったが、Netflixが配信権を買い取ったという。
その為、本作は映画館で上映されず、Netflixの独占配信となってしまいました。
当然のようにNetflixに入会しないと鑑賞できないが、今後はDVDやブルーレイ化を予定されているようです。
タイトルになっている「エクスティンクション」は「絶滅」という意味を持っています。
サブタイトルもちょっとばかり意味不明だと思っていましたが、これは最後まで鑑賞しないと分からないでしょう。
逆に最後まで鑑賞すれば、タイトルやサブタイトルの意味がハッキリと分かってきます。
本作はラストのネタバレで意味を持つ事になる作品だが、主人公が悩まされる「悪夢」というのが大きなヒントになります。
物語もなんだか現実的ありながら、どこか非現実的な世界観も一つのヒントになっている。
本作に存在する違和感というのがラストのネタバレに繋がっていき、そこでスッキリすると思います。
この作品からはなぜかゲイリー・シニーズ主演の『クローン』を思い出させてくれました。
やはり、この作品でも主人公は他と違う要素を持っていて、最後に真実が分かるという展開は非常に似ています。
ただ、本作は真実が分かってから「俺たちの戦いはこれからだ!」という終わり方なので、もしかすると続編があるかもしれない。
そうなってくると、本作の良かった部分が完全に別物となるので、どう製作側が判断するか気になるところです。
内容としては可もなく不可もないという感じで、ラストのネタバレはそこまで意外性がなくても個人的には盛り上がらなかったです。