映画の中で特に多く製作されているのはアクション映画である。
単純なストーリーに派手な爆破や銃撃戦、カーチェイスに素手での戦い。
とにかく、アクション映画というのは万人が楽しめるジャンル。
そんなアクション映画の歴史に名を刻む三人のアクションスターがいます。
ハリウッドで活躍し、アクション映画を大ヒットさせた彼らは今でも第一線で銃を片手に日々戦っています。
ハリウッド三大アクションスター
さて、そう言われて誰を思いつくのでしょう。
現代の映画で活躍するアクション俳優を思い浮かべる人は多いかも知れない。
しかし、この脳内ミニシアター改では80年代~90年代に活躍した三人を推したい。
シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス。
この三人は時代にも後押しされ、次々とアクション映画に主演して大ヒットさせました。
そんな彼らは人気シリーズを持ち、今でも続いている作品もあります。
では、それぞれのプロフィールを紹介したいと思います。
シルヴェスター・スタローン
本名 | Sylvester Gardenzio Stallone |
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生年月日 | 1946年7月6日(71歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市 マンハッタン区 |
家系 | イタリア系アメリカ人 |
身長 | 174cm |
活動期間 | 1968年~ |
職業 | 俳優、映画監督、脚本家 |
受賞歴 | ゴールデンラズベリー賞 20世紀最低男優賞 |
シルヴェスター・スタローンは二大シリーズが知られています。
『ロッキー』シリーズは一作目が1976年から始まり、最新作は2015年に公開されました。
『ランボー』シリーズは一作目が1982年に公開され、四作目は2008年に公開されました。
意外にも身長が174cmと日本人の平均身長に近いが、鍛え抜かれた肉体は100kgと言われているぐらいの筋肉質である。
だからこそ数々のアクション映画で説得力あるシーンが撮れると思います。
俳優としてだけじゃなく、スタローンは脚本や監督などもこなし、三人の中では最も映画人とも言える人物だと思います。
特に『エクスペンダブルズ』シリーズは多くのアクション俳優を集めていて、一種のお祭り映画でありながらファンの期待に応えています。
個人的に好きな作品は1986年に公開された『コブラ』です。
スタローン版『ダーティハリー』を目指したが、残念ながらシリーズ化はされなかった。
グラサン、マッチ、ピザをハサミで切るなど、印象に残るシーンが多かった。
アーノルド・シュワルツェネッガー
本名 | Arnold Alois Schwarzenegger |
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生年月日 | 1947年7月30日(70歳) |
出生地 | オーストリア シュタイアーマルク州 |
家系 | オーストリア系アメリカ人 |
身長 | 181.6cm |
活動期間 | 1970年~ |
職業 | 俳優、元ボディビルダー、元政治家 |
受賞歴 | ゴールデンラズベリー賞 25周年最低落選賞 |
アーノルド・シュワルツェネッガーと言えば、みんなが知る『ターミネーター』シリーズでしょう。
しかし、シュワちゃんは単発のアクション映画も面白い作品が非常に多いのです。
『トータル・リコール』、『キンダガートン・コップ』、『トゥルーライズ』、『ジングル・オール・ザ・ウェイ』などなど。
シュワちゃんは映画賞に恵まれないが、娯楽作に多く主演して大ヒットさせています。
特にシリアス路線のアクションよりもコメディ寄りのアクション映画は多く占めています。
これは伸び悩んでいた時にコメディ映画へ出演し、そこで確かな武器を手にして、それ以降はいい意味で軽い感じの映画が多くなりました。
一時は俳優を辞めてカリフォルニア知事になりましたが、今は俳優として復帰して精力的に新作を発表しています。
個人的に好きな作品は『コマンドー』でしょう。
とにかく、吹き替えのセリフが素晴らしく、コミカル要素がないのに笑える作品である。
ブルース・ウィリス
本名 | Walter Bruce Willis |
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生年月日 | 1955年3月19日(62歳) |
出生地 | 西ドイツ ラインラント=プファルツ州 ビルケンフェルト郡 |
家系 | ドイツ系アメリカ人 |
身長 | 180.3cm |
活動期間 | 1977年~ |
職業 | 俳優、プロデューサー、ミュージシャン |
受賞歴 | ゴールデンラズベリー賞 最低主演男優賞 |
ブルース・ウィリスは他の二人と比べて少し知名度が落ちるけど微々たるレベル。
世界的に大ヒットした『ダイ・ハード』シリーズはまだまだ新作の予感がする。
筋肉モリモリのスタローンとシュワちゃんと比べて細いイメージだが、身長はスタローンより高く、シュワちゃんと同じぐらい。
ただ、年齢的にスタローンとシュワちゃんが1歳違いに対して、スタローンと9歳、シュワちゃんと8歳とかなり離れている為に一歩引いている感じです。
それでも『ダイ・ハード』で魅せた「不死身の男」は強烈なインパクトを与え、それまでのテレビドラマでのコメディ俳優のイメージを払拭しました。
圧倒的な力で敵をねじ伏せる二人と違って、ボロボロになりながらも戦っている姿は多くの人に共感を与えたと思います。
現在は主演よりも悪役を演じる事が多く、しかも、出番が短いせいで小銭稼ぎ俳優のイメージが個人的に付いているのは残念だが。
個人的にブルース・ウィリスと言えば、『フィフス・エレメント』が一番です。
リュック・ベッソンのセンスもあるけど、主演をブルース・ウィリスに置いたのは絶妙。
まとめ
ハリウッドの三大アクションスターは還暦を過ぎていますが、まだまだ現役なのです。
第一線でアクション映画に出ている三人はハリウッド映画史に名を刻んだでしょう。
確かに名だたる映画賞とは無縁かもしれませんが、映画は賞の為に在らず、観る人たちの為にある最高の娯楽であり、それを実現させた三人の功績は後世に残すべきである。
時代は流れるが、この三人はアクション映画を盛り上げた名優だと思います。