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闇金ウシジマくん/Part3 VD-52

闇金ウシジマくん/Part3 VD-52

作品紹介

公開年月  2016/09/22
ジャンル  ドラマ/コメディ
原作  真鍋昌平 『闇金ウシジマくん』
監督  山口雅俊
脚本  福間正浩、山口雅俊
製作  岩倉達哉、村田亮、ほか
製作国  日本
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

派遣の仕事で食いつなぐ若者・真司は、ネットビジネス界のカリスマ・天生翔の広告を見て、半信半疑で彼のセミナーに出席する。
そして、真司は人生の一発逆転を夢見て危険なマネーゲームに溺れていってしまう。
一方、妻がいながらキャバクラ通いを続けるサラリーマンの加茂は、美人キャバ嬢・花蓮に入れあげ、ズブズブと闇金の底なし沼にハマっていくのであった。

登場人物&出演者

【カウカウファイナンス】

丑嶋肇(演:山田孝之)
主人公。カウカウファイナンスの社長。常に冷静沈着で返せない債務者には冷酷非道な態度。
山田孝之は近年の出演作に『テラフォーマーズ』、『信長協奏曲』などがあります。
相変わらず食べているシーンが印象的だが、戌亥との会話シーンはなんだか安らげます。
本作では活躍どころか、登場シーンも少なく、最後だけおいしいところをとるだけでした。

戌亥(演:綾野剛)
丑嶋とは小学校以来の付き合い。情報屋として丑嶋にあらゆる情報を提供している。
綾野剛は近年の出演作に『新宿スワンⅡ』、『ラストレシピ/麒麟の兄の記憶』があります。
さすがに情報こそが力だと証明するような立ち回りで、丑嶋たちの回収に一役買う事に。

柄崎(演:やべきょうすけ)
カウカウファイナンスの社員。組織のナンバー2。丑嶋とは幼馴染みで武闘派の右腕。
やべきょうすけは近年の出演作に『ゴッドタン/キス我慢選手権/THE MOVIE』、『天空の蜂』などがあります。
取り立てが基本的な仕事だが、今回はほとんど活躍できなかったの残念です。

高田(演:崎本大海)
カウカウファイナンスの社員。元ホストのイケメン。柄崎とは真逆のスマートな雰囲気。
崎本大海は近年の出演作に『ガチバン』シリーズ、『おー!まい!ごっと!神様からの贈り物』などがあります。
カウカウファイナンスの中で常識人であり、暴走しようとする沢村真司に警告する。

モネ(演:最上もが)
カウカウファイナンスの新人受付嬢。まだ入社したばかりで丑嶋たちのやり方に戸惑う。
最上もがは『でんぱ組/inc』のメンバーで、映画デビュー作は『劇場版 ウルトラマンギンガS/決戦!ウルトラ10勇士!!』があります。
歴代の受付嬢よりも債務者を気遣っているが、柄崎や高田から会社のルールを説明される。

【フリーエージェントくん】

沢村真司(演:本郷奏太)
派遣で働くフリーター。カリスマ・天生翔のセミナーに出席して一発逆転を夢見る。
本郷奏太は近年の出演作に『鋼の錬金術師/FULLMETAL ALCHEMIST』、『シネマの天使』などがあります。
何もない現状に苛立ち、なんとか金持ちになろうと必死になって天生翔のマネをする。
元々はいい人間だったが、目先の勝利を追うせいで他人に迷惑をかけている事を忘れる。
人を騙して高いマンションに引っ越し、高級車を乗り回すほど成功していくのです。
しかし、天生翔は失脚し、騙してきた人々からも金の返済を迫られて追いつめられる。
結局は無一文となってやり直す事になるが、それによって人間として成長する。

麻生りな(演:白石麻衣)
新人タレント。天生翔が開くパーティーに招待され、そこで沢村真司と出会う。
白石麻衣は乃木坂46のメンバーであり、映画デビュー作は『劇場版 BAD BOYS J/最後に守るもの』があります。
本作では完全なる見た目だけで登場していて、それ以外の存在感はまったくない。

清栄真実(演:山田裕貴)
天生塾の塾生。天生翔に次ぐナンバー2で、新たに立ち上げた会社で年収2億円を誇る。
山田裕貴は代表作に『闇金ドッグス』シリーズ、『ストロボ・エッジ』があります。
急成長した沢村真司に肩を並べられるが、独自のビジネス展開で一人だけ勝ち逃げする。

天生翔(演:浜野謙太)
ネットビジネス界のカリスマ。口癖は「TIME IS MONEY。時は金なり」と妙な決めポーズ。
浜野謙太は代表作に『婚前特急』、『ディアスポリス/DIRTY YELLOW BOYS』があります。
常に無表情で作られたようなセリフをしゃべっているが、なぜかカリスマである。
何をしたのか実態が本作で描かれないが、浜野謙太はワザとそんな演技をしているのか。
あまりにも感情を表に出さないが、最後の方で慌てる表情は逆に印象的でした。

【中年会社員くん】

加茂守(演:藤森慎吾)
キャバクラ通いをするサラリーマン。一流メーカーに勤めているが、陰では不倫をする。
藤森慎吾はお笑いコンビ・オリエンタルラジオの芸人で、映画デビュー作は『津軽百年食堂』があります。
保険外交員の瑠璃と不倫関係にあるが、体と金だけの関係でそれ以外の感情はない。
キャバクラ嬢の花蓮に入れあげているが、こちらも結局は若さと体だけが目当て。
つまり、本作では成功しているのに、下半身だけで動いてしまうせいで自滅をする事に。
さすがにチャラい男を演じるのは上手いが、サラリーマンというのは似合っていない。

曽我部(演:水沢紳吾)
加茂守の同僚。一流メーカーに勤めているが、キャリア開拓部に配属されるが実質窓際族。
水沢紳吾は代表作に『ぼっちゃん』、『青春H/川下さんは何度もやってくる』があります。
何度か加茂守から金を借りていて、非通知の電話や嫌がらせは彼だと断定していた。
実は再スタートをする為に自身を向上していただけで、金を借りたのは純粋に足りないから。
その後、ちゃんと全額返済しているので、本作の中で地道に人生を切り開く唯一の人物。

花蓮(演:筧美和子)
キャバクラ嬢。加茂が入れあげている。何かと加茂に対して気がある素振りを見せる。
筧美和子は代表作に『鍵泥棒のメソッド』、『サマーソング』などがあります。
キャバクラで200万貯金し、ネイルサロンを開くのが夢だと語る。
基本的に筧美和子は演技がクソだが、おっぱいだけでなんとかフォローした。

感想

個人的な評価

真鍋昌平の同名漫画を実写映画化してシリーズの三作目となります。
テレビドラマ化もされており、こちらはシーズン3まで続いたヒット作となっています。
シリーズの主人公である丑嶋肇は物語を回す役ではなく、あくまで登場する人物たちを繋げる役目を担っています。
基本的に丑嶋が社長を務めるカウカウファイナンスに金を借りにやって来る人たちが物語を回しています。
前作はシリーズで最大の盛り上がりを見せたクライマックスだが、本作は全体的に大人しい展開となっています。
原作から『フリーエージェントくん』と『中年会社員くん』のエピソードが元となります。
実際にある話なのか分からないが、かなりリアリティのある描写が特徴です。
何より借金をしていく登場人物が泥沼にハマっていく様子があまりにも救いようがない。
一度簡単に金を手に入れてしまうと、感覚がマヒして、ドンドン深みにハマる様子が克明に表現されています。
まず、ネットビジネスで一発逆転を狙う沢村真司の物語は現代の情報化社会を反映している。
それに対して、普通のサラリーマンである加茂守が色欲に溺れる昔からあるテーマとなる。
どちらも他者を蹴落として勝利や目的を達成するが、その先には自滅しかない。
自滅という道をたどるのはシリーズのお決まりだけど、沢村真司は人間として成長し、加茂守は自業自得な結末を迎える。
しかし、本作は沢村真司がネットビジネスをやっているが、これは完全にマルチ商法で中身は新鮮味がまったくありません。
もっと踏み込んだアフィリエイトだったら、現代的な意味合いがあったけど、それが味つけ程度になっている。
次に加茂守の物語だが、本作ではどんな意味があったのか、まったく伝わりません。
最後に危険なビジネスをする丑嶋たちが仲良くやっている事を尋ねるが、その為だけに用意されたエピソードに感じました。
やはり、このシリーズ最大の魅力と言えば、丑嶋たちが悪い事をする人間を更に極悪な制裁を加えるところが面白い。
だが、本作は勝手に自滅していくだけで丑嶋たちは別のルートから回収するだけになる。
これではシリーズから得てきたカタルシスがなく、拍子抜けになるのは当然だろう。
次でシリーズが完結するが、本作はパワーダウンしているだけに最終作に期待をします。

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