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アンデッド/ブラインド:不死身の少女と盲目の少年 RE-3078

アンデッド/ブラインド:不死身の少女と盲目の少年 RE-3078

作品紹介

公開年月  2019/04/12
ジャンル  ホラー/ファンタジー
原作  なし
監督  ジャスティン・P・ラング
脚本  ジャスティン・P・ラング
製作  ダニー・クラウス、クルト・ストッカー
製作国  オーストラリア
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

母と二人で暮らしていたミーナは連れ込んできた男に半死の状態まで殴られ、森の中に捨てられてしまう。
しかし、死んだと思われたミーナは姿を変えて生き延びると、それだけじゃなく人の肉を食べるようになっていた。
ミーナが隠れ住む森に足を踏み入れた者は町に二度と戻らない事から「デビルズ・デン」と呼ばれ、そこに指名手配犯の人質して盲目の少年を連れて来るのだった。

登場人物&出演者

ミーナ(演:ナディア・アレクサンダー)
主人公。デビルズ・デンに棲む怪物。やって来る人間を襲って殺し、その肉を食らっている。
ナディア・アレクサンダーは代表作に『Possible Side Effects』、『Boarding School』などがあります。
森へやって来たヨセフを斧で殺し、内臓を食うと彼の車にいたアレックスを発見する。
盲目であるアレックスに妙な感情を覚えると、彼にヨセフの死を伝えて電話を探す事に。
アレックスを追ってきた賞金稼ぎを殺していき、次第に怪物から人間に変わる事を実感する。
最後はケガしたアレックスの為に救急車を呼び、別の道を歩んでいくと姿は人間に戻った。

アレックス(演:トビー・ニコルズ)
ヒロイン。ヨセフ・ホーファーによって誘拐された少年。両目を焼かれて盲目になっている。
トビー・ニコルズは代表作に『トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男』、『Desolation』などがあります。
ヨセフの指示で車の後部で毛布にくるまって姿を消し、それが絶対的なルールとして守る。
ミーナによってヨセフが死んでも信じず、彼女が持ってきた電話で母親の声を聞いた。
一緒にミーナといてヨセフの死を信じるようになり、彼女を守る為に人を殺すまで変わる。
最後は連れ去れて大ケガを負うが、駆けつけたミーナの励ましで生き延びて病院へ行く。

ヨセフ・ホーファー(演:カール・マルコヴィクス)
アレックスを誘拐した初老の男性。全国で指名手配され、デビルズ・デンを目指していた。
カール・マルコヴィクスは代表作に『ヒトラーの贋札』、『ヒトラーに屈しなかった国王』などがあります。
寄った雑貨店で買い物をしてデビルズ・デンの場所を聞くが、正体がバレて店主を射殺する。
ようやくデビルズ・デンに到着し、そこにあった廃屋で休むが何かの気配を感じてしまう。
突然現れて噂の怪物であるミーナに驚いて逃げ出すが、足をケガして諦めて攻撃に転じる。
最後は油断したところで上から斧を眉間に食らって死亡し、ミーナに内臓を食われた。

ネイト(演:ダン・バーン)
地元の警察官。ヨセフを追ってきたが途中で迷ってしまい、本部に場所を伝えて応援を待つ。
ダン・バーンは代表作に『オン・ザ・ロード』、『Suck It Up』などがあります。
ヨセフの車とアレックスを見つけるが、廃屋に何かいると分かって様子を見に行った。
クローゼットにヨセフが隠れていると思い込むが、ミーナの姿を見て一瞬戸惑ってしまう。
最後は油断したところでミーナに飛びかかれ、両目を抉られ、喉も切り裂かれて死亡した。

感想

個人的な評価

本作は『未体験ゾーンの映画たち2019』に上映された作品となります。
監督と脚本を務めるジャスティン・P・ラングは本作が長編デビュー作となっています。
ジャケットから連想すると、怪物となった少女が盲目の少年と出会った人間の心を取り戻していく物語だと思った。
しかし、実際は不死身の少女は普通に会話できるし、盲目の少年も誘拐されたのか人質に取られていて状況説明がハッキリしない。
そんな二人は仕方なくお互いを頼っていくが、次第に少女は怪物から普通の人間に戻っていく事がメインになっている。
あとは盲目の少年が自分を誘拐した男がまだ生きていて、家族に危害が加えられるとずっと怯えていて、そこから解放されるという。
つまり、ジャケットにあるような激しい物語はなく、ずっと同じようなテンポで少女と少年の変化を見せていくだけでした。
そうなると、当然のようなジャケット詐欺となっているし、切り替えてもストーリーとしてワンパターンな演出に飽きてしまう。
なんだか『ぼくのエリ/200歳の少女』を連想したが、残念ながらそこまで美しい描写があるワケじゃないし、両者の過去についても回想程度で終わっている。
そもそも少女が不死身の怪物になった経緯の説明がほぼなく、少年がなぜ誘拐されたのかも説明がまったくありません。
本作は観ている側にそれらの補足を頼みにしているが、本来なら映画の中で示唆するべきだと思っています。
これは製作側が単純に少女と少年の設定を考えられなかったのか、説明する内容が幼稚なモノしかなかったので諦めたのかと思ってしまう。
こういう作品の雰囲気が好きだという人も決して少なくないが、エンターテイメントの面からすると色々と足りませんでした。