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鮮血ピエロの惨劇 RE-2341

鮮血ピエロの惨劇 RE-2341

作品紹介

公開年月  2014/10/07
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  ブライアン・ベルティノ
脚本  ブライアン・ベルティノ
製作  ジェイソン・ブラム、マーク・プラット、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

妻子と暮らすトム、大学生のベス、そして母親と暮らす無職の男レナード、面識のない三人に送り主不明の荷物が届く。
荷物の中には録画状態になっている新品のビデオカメラと「撮り続けろ」と書かれたピエロのメッセージカードが入っていた。
何かの懸賞に当たったと思い、それぞれ喜んで撮影する三人だが、そこに新たな指示が書かれたメッセージカードが届く。
そんな中、一本のビデオテープが届き、その内容はビデオカメラを持ち怯える見知らぬ少年が映っていた。
すると、少年は何者かに銃で頭を撃ち抜かれ、「撮り続けろ。やめたら殺す」というメッセージ映像が収録されていたのだった。

登場人物&出演者

【THE FAMILY】
トム(演:トッド・スタシュウィック)
妻のエミーと二人の娘を持つ。丁寧に自己紹介をするアットホームな父親。
トッド・スタシュウィックは代表作に『狼たちの報酬』、『カリフォルニア・ゾンビ逃避行』などがあります。
質の悪いイタズラだと思っていて、指示に対して背いて強硬手段に出ようとする。
そのせいでずっとイライラしているが、結局はカードの指示通りにカメラを撮り続けていた。

エイミー(演:オードリー・マリー・アンダーソン)
トムの妻。二人の子供を持ち多少の事では動じない。カメラを少し鬱陶しいと思う。
オードリー・マリー・アンダーソンは代表作に『ジャスティス』、『セクシー・ボディ・スナッチャーズ』などがあります。
ビデオテープを見てからひどく怯えてしまい、指示に従ってカメラで撮り続ける。

【THE WOMAN】
ベス(演:アレクサンドラ・ライドン)
大学生。友達がいない。下宿人で大家が一週間不在。休日は家に閉じこもっている。
アレクサンドラ・ライドンは代表作に『Nail Polish』で、本作が映画二作目となります。
三人の中では一番ちゃんとホラーしていて、迫り来る恐怖を演出しています。

【THE CLOWN】
レナード(演:バラク・ハードリー)
無職。二人に遅れて登場し、ビデオカメラに一番喜ぶ。母親に対して暴言を吐いている。
バラク・ハードリーは代表作に『エビデンス/全滅』、『バウンティー・キラー』があります。
ビデオカメラに有頂天となって汚い身なりを整え、ゲームに勝つ為に必死となる。
ピエロの格好をして指示通りに動き、賞金の為に常にハイテンションでした。

母親(演:リー・ガーリントン)
無職の息子を持つ母親。自分の息子に対して同様の暴言を吐く。酒浸りで家が汚い。
リー・ガーリントンは代表作に『あとなのワケあり恋愛講座』、『ドリームズ・カム・トゥルー』などがあります。
息子がゲームに参加する事で大金を得られると知って喜び、安心して眠る。

感想

個人的な評価

タイトルからして、ピエロが次々と殺していくスラッシャー映画だと思っていた。
本作は『パラノーマル・アクティビティ』の製作会社が作っている作品。
つまり、それはお得意のPOVという手法を使っている作品となるのです。
POVは強引な一人称視点を使うが、本作はそれを上手く利用しているという感じです。
強制的にビデオカメラで撮らせる演出によって成立させています。
ただ、時代がハッキリしていないが、まだ携帯電話もDVDプレイヤーがない時代。
この現代において、携帯電話やDVDプレイヤーがないのはあまりにも時代錯誤です。
ハッキリと年代を示していないなら、違和感しかないのは言うまでもありません。
そもそも持たされたビデオカメラの型もひと昔前のモノだから年代が古いと言える。
そして、ついにクライマックスとなって物語が一番盛り上がるところに入る。
共通点のない者たちが屋敷に呼ばれ、夫婦と大学生が出会って互いに渡された銃を向けて疑心暗鬼な怒声を上げる。
そこに満を持してピエロの姿をした無職の男が登場して銃をぶっ放す事になる。
なぜか大学生の射撃が上手く夫婦二人を殺し、夫も大学生と無職の男を殺します。
これは当初の予想通りのストレートすぎる展開にはガッカリしました。
あとは真犯人の動機となるが、そこで登場したのはビデオテープに映っていた子供たち。
どうやら子供たちが仕掛けたゲームだったようだが、動機も語られずに終わる。
さすがにこのオチを見た瞬間に、本作のセンスを疑うしかありません。
怒りまで達しないが、あまりにも強引すぎるオチに時間のムダを感じました。
こんなに説得力のないオチは久しぶりで、邦題とパッケージ詐欺のおかげで無力感に襲われてしまいます。
まず邦題で裏切られ、次にパッケージで裏切られ、POVのクソ演出に裏切られ、最後はオチに裏切られるような作品。
POV演出は百歩譲っても悪くないが、邦題とパッケージは許せないし、それ以上にオチがどうしようもないクソに腹が立ちます。
この監督の作品は二度と観たくないと思わせるような構成でした。