ゴースト・リベンジャーJK RE-1094

作品紹介

公開年月  2010/10/06
ジャンル  アクション/ホラー
原作  なし
監督  前島誠二郎
脚本  前島誠二郎
製作  原啓二郎
製作国  日本
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

フェンシング界で将来を嘱望される女子高生の順子は、恋人とのデート中に変態ストーカー・矢崎に襲われ命を落としてしまう。
呪術師である姉の力で蘇った順子は矢崎への復讐を決意する。

登場人物&出演者

木ノ下順子(演:しほの涼)
真一(演:野崎順平)
ヨーコ(演:SARU)
矢崎(演:石田雄生)
刑事(演:紅井ユキヒデ)

感想

個人的な評価

この作品はみんな大好きアルバトロス・フィルムから発売されています。
監督と脚本には前島誠二郎が務めており、本作はオリジナルビデオとして発売されています。
前島誠二郎監督はこれまでに三作ほど製作していますが、明らかにマイナーな監督と言えます。
オイラが本作を借りるに至ったのはストレートなタイトルと、アルバトロスらしいカッコいいパッケージです。
当然ながらアルバトロス・フィルムという時点で期待はしていないが、別の意味ではもの凄く期待しているのは言うまでもない。
どうやら本作はそれなりにヒットした『片腕マシンガール』を受けて製作されたようです。
残念ながらオイラは『片腕マシンガール』のタイトルは知っているが、まだ鑑賞していないのです。
とりあえず、この『片腕マシンガール』から始まる作品群を全て鑑賞しないといけません。
さて、物語は女子高生の順子はフェイシング界で「常識を超えた・女子高生・木ノ下順子」の頭文字をとった“スーパーJK”として将来を嘱望される選手だった。
しかし恋人である真一とのデート中に、変態ストーカー矢崎に襲われその命を落としてしまう。
通夜の夜、悲しみに暮れる真一の前に呪術師である順子の姉・ヨーコが現れ、そして怪しげな薬を順子の遺体に吹きかけると彼女は目を覚ます。
目の前の奇跡に戸惑いながらも喜ぶ真一だったが、意識は戻ったが死体のままであり、順子の体は腐敗はどんどん進んでいく。
残されたわずかな時間で順子は自分を殺したストーカー矢崎への復讐を決意するのであった。
本作においてタイトルにもなっている木ノ下順子を演じるのはグラビアアイドルである、しほの涼です。
オイラは基本的にグラビアアイドルに興味がないので知らなかったのですが、どうやら劇場作品やVシネマに数多く出演しているようです。
どうやら身長が高いようで結構目立っていましたが、眼帯や包帯を巻いているせいで顔はほとんど露出していない。
個人的には顔はそこまでじゃないし、グラビアアイドルなのに露出がまったくないなど、あまり意味がないように感じる。
演技は言うまでもなく微妙であり、低予算で製作されているので仕方ないと言えばそれまででしょうけど。
一応本人は頑張っているようですが、作品自体がショボイので、怒りや悔しさを見せる演技もなんだか笑えてしまう。
それと登場する姉のヨーコを演じるSARUは出オチというぐらいで適当にやっていればいいという感じでした。
他にストーカーの矢崎を演じる石田雄生には気持ち悪さが足りないし、刑事役の紅井ユキヒデは顔がクドいだけだし、真一役の野崎順平は誰でもいい感じでした。
70分ぐらいの作品なので内容はほとんどなく、さすがはアルバトロスの掘り出すB級にもならない作品でした。