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ラスト・デイズ・オン・マーズ VD-102

ラスト・デイズ・オン・マーズ VD-102

作品紹介

公開年月  2013/09/19
ジャンル  ホラー/SF/サスペンス
原作  シドニー・J・バウンズ 『The Animators』
監督  ルアイリ・ロビンソン
脚本  クライヴ・ドーソン
製作  マイケル・クーン、アンドレア・コーンウェル
製作国  イギリス、アイルランド
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

西暦2035年の近未来、半年にわたる人類初の火星ミッションも大きな成果なく、ついに最終日を迎えるが、調査隊の一人が発掘した化石から驚愕の発見をする。
それはごく微妙ながら生命体が存在していた証拠で、彼は更に微生物を採取するべく許可なく探索に出かけた。
しかし、突然の地割れで割れた大地に落ちてしまうと、他の隊員たちは消えた同僚の行方を探し出そうするのだった。

登場人物&出演者

ヴィンセント・キャンベル(演:リーヴ・シュレイバー)
主人公。調査隊では機械技師を務める。不機嫌なキムに辟易するも任務だから付き合う。
リーヴ・シュレイバーは近年の出演作に『フィフス・ウェイブ』、『クリード/チャンプを継ぐ男』などがあります。
マルコの遺体を回収する為にロープで吊られる役になり、地割れの中に入っていく。
過去に宇宙船で失敗してしまい、それがいつまでもトラウマとして引きずっていく事に。
次々と隊員たちが殺されていく中で頼れる存在となり、感染したレーンを助けようとする。
最後はアーウィンを宇宙へ放り出し、感染の疑いがあって着陸船で連絡を待つ事になる。

レベッカ・レーン(演:ロモーラ・ガライ)
調査隊では火星探査車の運転をする。ヴィンセントが挙げたイヤな事に彼女の運転が該当。
ロモーラ・ガライは代表作に『ダンシング・インサイド/明日を生きる』、『エンジェル』などがあります。
死んだはずのマルコたちに襲われ、ケガした隊長を引き連れて別の基地に避難をした。
そこで隊長の血液から感染した微生物を分析し、なんとか抑えようと調べていた。
基地から逃げ出す時に刺されてしまい、そのせいでアーウィンから見捨てるべきと言われる。
最後は感染したと察知して外へ出て自殺するが、復活してヴィンセントに後始末される。

ロバート・アーウィン(演:ジョニー・ハリス)
調査隊では精神分析を務める。外での調査を終えたヴィンセントを出迎えてコーヒーを渡す。
ジョニー・ハリスは代表作に『ギャングスター・ナンバー1』、『スノーホワイト』がある。
仲間を失っているのにキムが平然な態度で他の隊員を刺激した事は良くないと隊長に告げる。
マルコたちの異変を信じなかったが、途中から恐ろしくなってキムを見殺しにして逃げる。
感染したレーンを置いていくべきだと主張し、賛同しなかったヴィンセントを置いていく。
最後は一人だけ帰ろうとするが、感染していてヴィンセントによって宇宙へ放り出される。

チャールズ・ブルネル(演:イライアス・コティーズ)
調査隊の隊長。火星ではルールを常に守るが、口うるさいキムにいつも言い負かされる。
イライアス・コティーズは代表作に『シン・レッド・ライン』、『コラテラル・ダメージ』などがあります。
マルコが落ちた地割れ現場に駆けつけると、キレたダルビーを宥める冷静な行動を取る。
管制センターからの連絡でマルコの遺体回収しようとするが基地に戻るマルコたちを発見。
マルコたちに襲われてしまい、ケガを負ったせいで感染してそのまま死亡してしまう。
その後、レーンによる血液の分析で弱点を探られるが、縛りつけたまま暴れていた。

ローレン・ダルビー(演:ユスラ・ワーサマ)
調査隊では医療を担当する。ルールを破ろうとしていたキムに対して烈火の如く怒る。
ユスラ・ワーサマは代表作に『Stolen』、『The Journey Is the Destination』がある。
マルコが地割れに落ちた現場に駆けつけると、何もしなかったハリントンにキレた。
どうしてもマルコを見捨てられず、隊長の命令を無視して地割れに入ろうとするが留まる。
その後、隊長からの通信が入って応答するが、何者かが近づいて消息不明になる。
結局は火星の微生物に体を冒され、マルコとともに生き返って隊員たちを殺していく。

リチャード・ハリントン(演:トム・カレン)
調査隊ではヴィンセントと同じく機械技師。通信機を直していた。帰る事を待ち遠しい。
トム・カレンは代表作に『消されたスキャンダル』などがあります。
ブルネル隊長に言われてマルコと外に出るが、そこで微生物の発見を知る事に。
帰還命令を受けてマルコに伝えるも、彼が地割れに吸い込まれたのを見て慌てて駆け寄る。
何もできずにブルネル隊長へ報告して、彼らが到着するまで力なく座っていただけ。
変異したマルコによってドリルで殺され、微生物によって復活してヴィンセントを襲った。

マルコ・ペトロヴィッチ(演:ゴラン・コスティッチ)
調査隊では鉱物を調べていた。誰にも言わずに世紀の大発見をし、多くのサンプルを求める。
ゴラン・コスティッチは代表作に『ハンニバル・ライジング』、『96時間』があります。
ブルネル隊長にウソをついてハリントンと外に出るが、そこで更なる発見をしていた。
しかし、突然起きた地割れによって割れた地面の中に落ちて死亡してしまう。
微生物によって生き返ると、ダルビーとともに基地に乗り込んで隊員たちを襲っていく。

キム・オルドリッチ(演:オリヴィア・ウィリアムズ)
調査隊では鉱物を研究する任務。いつものように不機嫌で調査期間の短さに文句を言う。
オリヴィア・ウィリアムズは代表作に『X-MEN:ファイナルデシジョン』、『ゴーストライター』などがあります。
基地に帰っても不満は解消されず、マルコたちが外へ出て行った事にも文句を言っていた。
マルコの動向を不審に思って彼の研究データを調べて、微生物を発見している事を知る。
世紀の大発見を最優先したせいで、他の隊員から顰蹙を買っても自分が正常だと言い放つ。
最後は気が動転したアーウィンに裏切られ、マルコたちと一緒に閉じ込められて死亡。

感想

個人的な評価

本作はイギリスとアイルランドの合作となっていて、火星の有人探査がテーマとなります。
原作は小説となっているが、残念ながら作者については本作で初めて知りました。
実際に可能性のある有人火星探査となっているが、これまで何作も火星に関連する作品が製作されています。
思い出すだけで『トータル・リコール』、『ミッション・トゥ・マーズ』、『マーズ・アタック!』、『ジョン・カーター』などがあります。
火星を舞台にした作品は多く、ファンタジー的な要素から現実的な可能性のある未来までと非常に幅広いと言えるだろう。
その中で本作は現実的な物語となっていますが、似た作品では『レッドプラネット』や『オデッセイ』などがあります。
これらはドラマ部分に力を入れているが、本作はそれらとは大きく違っています。
本作は微生物を発見したところから物語が大きく変わっていくが、これはどう見てもゾンビにしか思えません。
微生物に感染した人間は一度死ぬと、生き返って他の人間を襲っていき、倒すと内臓を食っていくゾンビのような生態になります。
本作では明言していないが、明らかにゾンビと言える展開であり、それが火星に起きているという内容になっています。
調査隊の者はみんな仲良しグループなので、仲間が異変しても助けようとする頭の悪い行動をみんな取ってしまう。
その中で危機的状況で正しい判断をする女性キャラクターも、最初から不機嫌で観ている側としても不快に感じて共感はできない。
それでも彼女の行動力で一時は助かるが、まさかの裏切りであっさりと死ぬのはちょっとばかり雑な扱いだったと思う。
主人公は終盤まで目立った活躍をしないが、機械技師という強み、トラウマと言った小出しに伏線を張っていました。
次々と隊員たちが殺されていく中で、気づいたら生き残っていたというホラー映画のファイナルガールみたいなポジションになります。
全員が感染する中で一人だけ無傷となっていたが、最後になって感染の疑いを持ちながら物語はそこで終わります。
本作最大の不満点として、状況が明らかにヤバイのに、一人を除いて棒立ちで起こるまで待っているという点でしょう。
一応、彼らは火星探査に来たスペシャリストならば、ある程度の危険に対する訓練を受けているし、非常事態での対応も分かっているはず。
それなのに傍目から見てもおかしい状況でも棒立ちして、襲われるまで待っている状態が物語の都合に合わせすぎていて違和感しかなかった。
主人公もファイナルガールみたいに活躍するが、裏切り者を倒す時も分かりやすい展開で面白味がまったくありません。
とにかく、本作は説明不足がありすぎて最後は尻切れトンボの如く、逃げるような形で終わらせている点でも製作陣の甘えが出てしまっている。
原作はどうか分からないが、このような展開は製作陣が面白いと思って作ったのならば、これは残念ながら三流の考えとしか言えません。
そして、本作は予算が足りなかったのか、微生物に感染した隊員たちが襲ってくる時はほとんどよく見えない状況になります。
そのような演出が何度も訪れるので、観ている側としても呆れてしまい、そのシーンは観なくてもいいとさえ思ってしまう。
やはり、ちゃんとした作品と比べると作りが非常に甘く、何より適当すぎる設定に呆れてしまうばかりの作品でした。

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