13日の金曜日/PART2 RE-258

作品紹介

公開年月  1981/05/01
ジャンル  ホラー/スプラッター
原作  なし
監督  スティーヴ・マイナー
脚本  ロン・カーズ
製作  スティーヴ・マイナー、デニス・マーフィ、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

クリスタルレイクのキャンプ場で起きた悲惨な大虐殺から5年後、殺人鬼パメラの伝説は人々の心に残っていた。
そんな伝説をまったく信じない若者たちが呪われた土地に近づくなという警告を無視してやって来る。
キャンプを楽しんでいた若者たちだったが、彼らは一人また一人と襲われていくのだった。

登場人物&出演者

ジニー(演:エイミー・スティール)
主人公。クリスタルレイク付近のキャンプ場で監視員訓練所でリーダー補佐を務めている。
エイミー・スティールは代表作に『エイプリル・フール』、『何がジェーンに起ったか?』などがあります。
オンボロ車のせいで訓練が始まる1時間後に到着し、軽く謝るだけで悪びれる様子はない。
候補生たちと一緒に町で飲み明かしていたが、休息を取る為にポールとキャンプ場に戻った。
そこで血だらけのベッドを見つけると、キャンプ場の異変と察知してポールと調査をする。
最後はポールと協力してジェイソンを倒すが、復活されてポールを連れ去られてしまう。

ポール(演:ジョン・フューリー)
クリスタルレイクのキャンプ場監視員訓練所のリーダー。ジニーとは恋人関係である。
ジョン・フューリーは代表作に『スターシップ・バウンティ』、『殺人なんて些細なこと』などがあります。
真面目に候補生たちを訓練しようとするが、無責任なジニーの魅力に骨抜きにされる。
候補生たちと一緒に町で飲んでいたいが、明日の為に休息を取ろうとキャンプ場に戻った。
キャンプ場での異変に状況を探っているうちにジェイソンと遭遇し、力負けして投げられる。
最後は襲われるジニーを助けるが、復活したジェイソンによって連れ去れてしまう。

テッド(演:スチュー・チャーノ)
クリスタルレイクのキャンプ場監視員訓練所のリーダー補佐。お調子者だが信頼される。
スチュー・チャーノは代表作に『病院狂時代』、『ワンス・ヒドゥン/恋のチューチューバンバイア』などがあります。
候補生たちに話しを聞かせていた時に、変装して驚かせる役として場を賑わせた。
キャンプ最後の夜を過ごす為に候補生たちを引き連れて朝までバーで飲み明かしていた。
そのおかげで殺人をしていたジェイソンに遭遇せず、結果的に助かる事になる。

ラルフ(演:ウォルト・ゴーニイ)
クリスタルレイクの町を徘徊している変人。やって来る若者に警告を促していた。
ウォルト・ゴーニイは代表作に『Seize the Day』、『Nothing Lasts Forever』があります。
キャンプ場で若者たちの様子を見るが、ジェイソンにより有刺鉄線で首を絞められて死亡。

アリス(演:エイドリアン・キング)
クリスタルレイクでの大虐殺で唯一生き残るが、事件のショックを引きずっていた。
エイドリアン・キングは代表作に『13日の金曜日』、『バタフライルーム』などがあります。
気持ちの整理を付ける為に両親から離れて暮らしているが、その話しで何度も揉めている。
侵入したジェイソンが母親の首を冷蔵庫に入れ、発狂するがナイフで側頭部を刺し殺される。

ジェイソン・ボーヒーズ(演:スティーヴ・ダッシュ)
クリスタルレイクのキャンプ場で殺人を行う大男。片眼が空いた白い麻布袋を被っている。
スティーヴ・ダッシュは代表作に『The Jazz Singer』、『My Friends』などがあります。
アリスに母親のパメラを殺され、その復讐として彼女の家に出向いて殺す事になる。
パメラの首を事件現場から持ち去っていて、それ集めた死体とともに家に飾っている。
その後、クリスタルレイクにやって来た若者たちを次々と血祭りに上げていく。
最後はジニーたちにより昏倒するが、すぐに復活して二人を襲ってポールを連れ去る。

感想

個人的な評価

本作はシリーズの二作目であるが、一年も経たずに続編が作られています。
つまり、ほとんど練り上げていない内容であるが、これこそが80年代の映画だと言える。
細かい事などに囚われず、とにかく、若者が楽しくやって派手に殺される事が第一です。
そして、前回では殺人をしていたパメラは死んで、その代役となったのは消息不明だったはずのジェイソン・ボーヒーズです。
そう、本作からジェイソン・ボーヒーズの物語がスタートし、彼の殺人鬼としての経歴もここから始まっています。
ただし、現在のスタイルと大きく違い、ホッケーマスクを被らずに片眼を覗かせる穴を開けた白い麻布袋をマスク代わりにしています。
定着した姿と少し違うが、本作では代名詞となるマチェーテ以外に様々な武器を使います。
みんなが勘違いしているチェーンソーは出てくるが、ジェイソンは一度も使っていない。
これは『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスと勘違いしている人が大部分だろう。
ジェイソンは基本的にマチェーテを使い、あとは身の回りにあるモノが凶器となります。
あくまで怪力を活かした打撃や斬撃を使っていて、機械などには頼っていないのです。
本作ではまだまだ人間の域であり、一作目の影響で静かに殺していくが、パメラと違って足元ながら姿を見せています。
もちろん、最後にはファイナルガールとなるジニーと対決をするもモタモタします。
これはシリーズの伝統的な流れであり、主人公は最後まで取っておくのが鉄則である。
本作は急ごしらえで作った印象が非常に強いが、その後のジェイソンというキャラクターの下地になったのは間違えないでしょう。
まだまだ完全体にはほど遠いが、その恐ろしさはパメラ以上だと分かります。
とにかく、無音で近づいて無言で殺していく恐ろしさは強烈なインパクトだと思います。
今ではジェイソンが不死身になっているが、本作ではまだまだ人間の部分があって、普通にケガをして気絶してしまいます。
どう考えても致命的なケガを負っても元気に標的を襲う辺りはさすがと言えるだろう。
徐々に形成されていくジェイソン・ボーヒーズというキャラクターの土台が垣間見える作品として面白いと思います。